泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

新制作座の話し合いに感動

2019-10-08 22:50:38 | 丹下一の泡盛日記

土曜日は高尾の新制作座へ。
ファミリーの端っこに加えていただいている「気分」で。
ちょっと稽古を見学に。
こないだの熊野〜岡山ツアーの話などもたくさんうかがいつつ。
こちらもロシアの話も聞いていただき。
そして、いい稽古の時間だった、その後。
真剣な話し合いが始まった。
ちょっとした問題が起こっていて。
それを見過ごしてはいけない、ということで。
それを起こしてしまった一人を責め立てるのではなく。
全員でどうしたらいいのかを考えていく。
本で読み、話には聞いていたけど、改めてこの劇団の人たちが、
なぜ今も進み続けていることができるのかが理解できる。
還暦をとうに超えた大先輩たちが、丁寧に丁寧に話し合っていく。
感情を爆発させてもいいことはない。
全員が「ゴール」を見つめている。
ああ、若い頃にどうしてこういうことができなかったのか、と思う。
眞山美保、凄い人だ。
彼らの身の内に今も生きている。
その後、晩ご飯をご一緒して片付けを手伝う。
帰りは遅くなった。
金もないのに店に入り焼酎をロックで飲んだ。
まっすぐに家に帰れない気分。
それでも、もちろん帰宅。
だって「旅」が待っている。
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