この頃、NHKのBSで「街道をゆく」を再放送していて、
なんせバイブルのように読み込んでいたシリーズの映像化で。
放送当時は見ることができなかったものを今、見ながら思いを巡らせることができるのは幸せなことだ。
司馬遼太郎さんが「小説」から「ドキュメンタリー」に移っていった気持ちがわかるような気がしている、と勝手に思いつつ。
もちろんそれは司馬さんの人間観察力によるのだけど。
プラスもマイナスも含めて、世界の、人間の豊かさを感じさせてくれるのだ。
金曜日は終日をお仕事で過ごす。
無事終了し、外に出てきた時の月明かりに照らされた東京。
中学生の頃好きだった「なぜ僕はここにいるのだろう?」という歌を聴きたくなった。