日曜日はもちろん「小栗判官照手姫」の稽古で横浜へ。
午前中、大事なメールが来てお返事を書いていたら、もう出かける時間。
お弁当二つ持って出陣。
電車の中ではひたすらセリフ。
自分たちは慣れているけど、初めてこの言葉に接する人には、ちょっと「壁」があるかも。
なので、ゆっくりと言う方向で考えつつ。
そして、本番前最後の通し。
いつもの面をつけてセリフを喋り出したら、いつもとは全く違う声が出てくる。
こんな声出たんだ自分!?
面が声のトーンを決めているのだ。
なのでいつも大丈夫なところでセリフに詰まる現象も起きて。
なんとか終了すると、ぐったり。
そして、あの頭痛。
その感じはみんな同じだったらしく、一番若い女優のKが「プール入った後みたいです」。
もちろん役者7人が入れ替わり立ち替わり、楽師も務めているので休む暇などない。
その複雑な糸を丁寧に紡いでくれている演出のおかげでなんとか形になっている。
帰宅して久しぶりに入浴剤。
風呂上がりには、前日に仕込んでおいた国産レモンの蜂蜜漬けを炭酸水で割って飲む。
「ものすごく久しぶりの人からの連絡」シリーズは今日もあり。
この留守番電話へのお返事は明日に、とショートメールでやりとり。
本番の日の午前中に、そんなことができるようになったのか。
さすがに本番とこの案件以外のことは目に入らない状態。