第４次合宿始まります

月曜日、昼から稽古。
内容はぐいぐいと深まっている。
連れ合いは、茅根利安さんの宿泊に備えてお掃除に余念がない。
火曜日、午前中は走り回る。
雑事たくさん。
舞台の中身のことだけ考えていられたら幸せかもしれない。
が、自転車で外を走るのもいいもんだ。
そして、突然気温が上がった途端に「かふん」も。
自然に涙がこぼれる。
稽古場の写真を撮り忘れるくらい集中して臨む。
茅根さんも無事合流。
初めて６人の役者が顔を揃えた。
「出演者」はまだいる。
「映像」も「おと」も「照明」も「出演者」だと思っている。
だから「打ち込み」なんかで対応できない舞台を創っている。
「何秒で暗転」なんて言葉は、ここにはない。
珍しく連れ合いも覗きにきた。
午後、止めながらも初めて通す。
役者たちはきちんと闘ってくれている。
ここからだよな。

夕方のご飯はカレー。
そして「ハムレッツ」は「ハムレット」ではない、と改めて明らかにしなければならない。
いまだに「どんなお話をやるんですか？」と言う質問を受けたりする。
演劇の公演であり、お話の読み聞かせではない。
「ハムレット」を「利用」して、３月１１日の法事を勝手にやるようなもんだ。
ただし「演劇」としては素敵なメンバーが集まってくれた今年は、過去７本の集大成になるように感じている。
思う存分、やりたいことを進めていく。
それがこの「季節」には大事なことで、そしてご一緒してくださる方たちには本当に感謝だ。