泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

深夜の高松市内を徘徊♪

2015-05-11 10:42:24 | 丹下一の泡盛日記
前夜、幸せに中華料理をいただいたのだけど、ホテルに戻り風呂に入って洗い流したあと、再び夜の町へ。
酒を飲みたいわけではない。
ひたすら歩く。
故・石川裕人大兄がよろこびそうな雰囲気のジャズ喫茶に。
3年前か、初めて入ったのは。
バーボンのロックを頼んで一口すすると猛烈な睡魔が。
ようやく身体(と心)がほぐれはじめたのだ。
そのまま座席で爆睡。
そんな酔客もほっといてくれる店なのだ。
シブい歌声で目覚める。
もうホテルに戻って眠ろうと思うのだけど、もっと聴いていたくて(CDの?)長居する。
深夜の町を再びふらふらと歩きながら戻る。
この歩く時間がいいんだよな。

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高松公演、無事終了

2015-05-11 10:15:37 | 丹下一の泡盛日記


朝9時にサンポートホール高松の小ホールに入る。
このイベントは前半が医師2人の講演、後半がプレイバッカーズの公演。
なので自分は本来はただの出演者なんだけど。
なぜかほとんど「舞台監督+演出」状態に。
困ったもんだとぶつぶつ言いながらも、舞台人の本領発揮、なぜか生き生きしている♪
テクリハ終えて、開場~開演とキュー出し続け、楽屋でお弁当かっ込んで第1部開演。


講演中が自分の時間。
楽屋でストレッチ。

そして、プレイバッカーズの本番。
キュー出ししてそのまま舞台へ♪
もちろんストーリーは凄まじい話から始まる。
コンダクターのかよさん、一般の観客もいる会場内への目配り、気配りがさすがだ。
そして、この小ホール、いい空間だ。
劇場はいいなあ、やっぱり♪
思いっきりやりきった、と思う。
無事終了。
ひとつ残念だったのは、ばらしに参加しなければならず徳島や関西、東京からも駆けつけてくれたなじみの観客に挨拶できなかった事だ。

無事終えて佳代さんたちが泊まっているホテルの部屋。
あきちゃん(小森亜紀)の家族全員(子ども3人+夫、父)、ひったん(長船博子)の子どもも交えてビールで乾杯。
ベッドをトランポリンにして跳ね回る子どもたちに癒される♪
そのままホテルの中華料理屋に直行して大宴会♪
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善通寺で「前夜祭」

2015-05-11 09:37:11 | 丹下一の泡盛日記


金曜日、金比羅さまから降りて来た後、善通寺の病院で土曜日の公演の「前夜祭」と称してパフォーマンス。
新しく建てられた病院は、子どもを対象としているだけあって、なんだか美術館のようなおしゃれで、安心できる空間が演出されている。
会場が「こもれびホール」なのは不思議な偶然♪

ここには中国・四国地方で唯一の小児心療内科がある。
過去に「唯一」と聞いて驚いた。
そして、ここでこどもと母親たちのために闘っている素敵な人たちがいる。
その人たちにすがるように四国・中国地方だけでなく、関西、九州からも通ってくるお母さんたちがいる。

「アート」に関わっているので、ごく近い人たちが心療内科に通うのに立ち会って来た。
ある医者と面談した時(別に自分が患者だったわけではないのだけど)、彼は「病気の原因を探るのは自分の仕事ではない」と言い「(患者が)きつかったら薬の良を増やし、大丈夫なら薬の量を元に戻すだけ」と言い切った。
新宿の裏通りで100倍の値段で売られているその薬を、患者に売ることだけが彼の仕事なのだった。
即刻医者を変えるようにすすめ、以来彼の事は「売人」と呼んでいる。

この善通寺の人たちは、その「原因」をさぐり立ち向かっていく作業をしている。
治療が必要なほど傷ついてしまった心が改善されるのには長い時間が必要。
そして心は目に見えない。
身体の傷は直った事が目で見る事ができる。
そんな現場に通うお母さんたちを対象としたプレイバックが凄まじい時間になるのは経験済み。
プレイバックシアターの本領発揮。
そしてこの現場に立ち向かえるのは日本ではプレイバッカーズを置いて他にないだろう。
コンダクターの佳代さん(宗像佳代)、アクターはくみちゃん(佐藤久美子)とプレイバックシアターを学んでいる病院スタッフ。そしてミュージシャンは心強い助っ人、徳島のまあちゃん(なだまさこ)。

公演が無事終了した後、高松市内のホテルに戻る。
そっこくシャワーを浴びて「洗い流す」。
その後、夜の町を歩く。
酒が飲みたいわけではない。
ひたすら歩く。

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