泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「本番」が前の本番を「過去」にしてくれる

2014-05-15 10:19:16 | 丹下一の泡盛日記
すでに「お仕事」が始まっている。
スタッフで「本番」を2本。
「本番」はありがたい。
あっというまに日曜日の「死者の書」が「過去」になった。
すでに未来の話も始まっている。
浸る暇はない、先へ進まなければ、それこそ関さんにしかられちゃうね。
今回、両膝ともやられてしまったことで、目指せ「脱でぶ!」の気持ちも新たに。
そして、バイトに行って稽古して朝まで飲んで芝居の話して、なんて生活は本当に無理とわかった。
(もちろん毎晩飲んでいるんだけど)
その代わりに短い時間を深く使っている。
(はずなんだけど。。。)

昨日の落語家は素晴らしかった。
小僧の頃からただ一つの道の厳しい修行を経ての独り舞台。
本当に色っぽい年増がいて、笑わす話なのに人情話の匂いが漂う。
この人の師匠の人情話が凄かったというのもうなづける。(自分は生で見たことはない)

コンサートのバンマスのベース。
何度も様々な人で聞いている有名な曲のアレンジが面白い。
シャンソンの原曲が映画音楽風のポップスになったり、
(実際、彼はリハーサルで2曲つなげるときに「映画の場面転換のような雰囲気にしたい」と指示していた)
自分の位置がベースのモニターの横で、ベースラインもよくわかる。
ロックだったり、ファンクっぽいチョッパー使ったり。
「おお、こう来たか! と、そのベースを聞いているだけでも面白いライブだった。

実は自分もエレキのベースを持っている。
夜中に酔っぱらって触る程度で、もちろん人前でなんて月ぐらい遠い。
以前、プレイバッカーズの稽古で試したことがあるが、自分で却下。
ベースに触りたくなったが、そんな余裕は今はない。

今日は千葉県に出かけてお泊まり。
一晩かけてたくさん教わって、記録してきます。
学生の頃の「調査」みたい。
楽しみ!
コメント
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