泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

プラターズ再び

2013-12-12 10:40:41 | 丹下一の泡盛日記
前夜、北海道から最終便で戻り2時には寝た。
5時半には起き出して本番支度。
プラターズのチャリティーディナーショーの演出兼舞台監督。
プラターズの仕事は3回目。
他にもシャンソン歌手の黒川泰子さんなど出演者たくさん。
ものすごくタイトな時間設定に最初は断ろうかと思ったくらい。
照明、音響チームの8時の搬入に立ち会う。
10時にいったん撤収。15時まで「待機」(-_-;;;

その後、作業再開。
スタッフ全員の目がつり上がり、1秒も無駄にできない状態で「舞台を広くしないと立てない」という出演者が現れる。
事前打ち合わせの図面で了解してもらっていたのに実際に見たらイメージと違ったのだろう。
もちろんその場で突貫で設営♪
舞台を広げるということは、設営したスピーカーも移動しなければならない。
照明だって広げた部分を明るくするために再度調整。
一般的には、そんなことはしない。
しかも1分1秒を争う現場。
スタッフに絞め殺されても仕方がない。
「事前に了承したのだからここで演じるべき。駄目なら出演はキャンセル」が当然。
それでも自分が出演する側でもあるからか、できるかぎり応じてあげたいと思う。
自分の周囲にいるダンサーは、広かろうが碁盤の上だろうが(碁盤の上で30分踊り受賞した先輩がいる)問題の無い状況対応能力が高い人たちばかりなのだけど、そんなことを言っても仕方がない。

7分遅れでスタートした本番は秒刻みで進み、もちろん突発のアクシデントたくさん、ありすぎ。。。
海外からのゲストも多く会話も英語が多くなる。
しまいにはスタッフに英語で指示出していた(-_-;;
そして、時間通りに無事終了!
殺気立っていたスタッフもばらしの時には笑顔に♪
なんといってもプラターズの90分のパフォーマンスが素晴らしかった。
このうねるエネルギー、凄すぎる。
それを300名の空間で、目の前で接しているのだもん。
いい時間になって本当に良かった。

終了後の「タイトな時間」にアシスタントのほたか(保高史子)と有楽町の居酒屋で乾杯♪
ほたか「言われたこと全部受け入れてましたよね。普通はしません」と笑ってた。
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洞爺湖、最終日

2013-12-12 10:05:16 | 丹下一の泡盛日記
朝は雨模様。積もった雪が融けている。


2日目の今日は山場。
かよさんのファシリテートは本当に素晴らしかった。
子どもたちにそれぞれの立場があること、そして何よりも「一人一人を大切に思っています」という大きな愛が届かなければ、ああいうことは起こらない。
感動した。
そして、その現場にミュージシャンとして立ち会っていることに感謝。

深い時間が無事終了し、給食♪


その後は温泉へ。
本番の後はお風呂が一番。
(以前はビールだったんだけど。。。)
湯上がりにその辺のソファーで冷や酒♪
自分は自他ともに認める「飲んべえ」だが明るいうちから飲むことはめったにしない。
夕方のあの雰囲気が自分を「呼ぶ」のだ。
時間も4時を過ぎていたし、もう「終了」の気分。
幸せに「終了」♪

何よりも今回は伊達市を拠点にしているプレイバックのカンパニー、ピグマリオンのメンバーの協力が無ければこの「場」自体が成り立たなかった。
彼女たちの熱い思いとホスピタリティに感謝。
リーダーの「フローラ」には自分は思い入れがある。
グループを立ち上げると決めた、という彼女の話を演じたことがあるからだ。
もう日曜日の遅い時間なのにみんな伊達の駅まで送ってくれる。
たくさんハグをして別れたのだけど、あれ? 入場券買ってる!
ホームでまたお別れをした。
2日間の深い時間の後は、お風呂に入ってリセットしてもなかなか離れがたい(T.T)


飛行機に乗ってシートベルトをして時から記憶が無い。
羽田に着地した衝撃で目が覚めた。
まだまだ怒濤の日々は続く。



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