たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

臨時県議会閉会

2011年05月14日 | 長野県議会

臨時県議会が閉会しました。


 5月12日(木)、議会人事を決めるため9日から開催されていた臨時県議会が、予定していた会期を1日短縮し閉会しました。
 この臨時県議会では、正副議長や各議員の委員会所属と正副委員長、議会選出監査委員を決めたほか、「政府の強いリーダーシップのもと東日本大震災及び長野県北部の地震災害からの復興を求める意見書」と「東日本大震災及び長野県北部の地震災害に対する緊急経済対策等の実施を求める決議」を全会一致で可決しました。
 ところで、副議長としての公務がはじまりました。
 この日は、午前9時からの正副議長レクにはじまり、各派交渉会、本会議終了後は各党派代表との協議会、第1回の広報委員会、農政部レクなど、多忙でした。
 来週からは、就任の挨拶まわりや行事での祝辞、市長会からの陳情などの日程が組まれています。

  副 議 長 室



  第1回広報委員会(副議長応接)

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副議長選挙結果

2011年05月11日 | 長野県議会

副議長選に立候補し、就任しました。


 5月9日から13日までの会期で、改選後の議会人事を決めるため開催されている臨時県議会で、10日私は会派の推薦を賜り副議長選に立候補し、就任しました。 午前9時40分から10時まで受付られた正副議長の立候補者の受付では、正副議長それぞれ1名が届け出を行い、10時30分からは立候補者の所信表明会が行われれ、午後1時半から本会議が行われ、指名推薦で議長に村石正郎氏(71歳・5期・須坂上高井郡区・自民党県議団)、副議長は私、竹内久幸(57歳・4期・長野市区)が指名され、全員賛成で就任しました。
 なお、私が行った所信表明の内容は下記の通りです。


 ■副議長選挙立候補所信表明  竹内 久幸


 それぞれの選挙区において、選出された議員の皆さんに敬意を表します。 
 さて、改選後の議会人事を決める今臨時県議会にあたり、私は、副議長に立候補しましたが、ここに、その抱負、決意などの所信を申し上げます。


 まず、3月11日に起こった東北地方沖地震により、かってない震度と津波により亡くなられた方々や被災された皆様、そして福島第1号原発事故により避難を余儀なくされている皆様に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 また、翌日未明にかってない地震に襲われ、甚大な被害を受け、避難を余儀なくさたり、雪解け後の田畑の復興に今なお邁進しておられる栄村の皆様に、心からお見舞い申し上げます。
 私は、まず、これらの震災について、被災された皆さんが早期に日常の生活を取り戻せるよう、すみやかな復興対策を最優先に推進するとともに、地震による様々な県内経済への影響について対処するため、議員の皆様や執行部と連携し、取り組む決意であることを申し上げたいと思います。


 さて、地方分権一括法の制定以来、地方分権から地方主権を求める動きが加速し、それにともない二元代表制のもとでの地方議会の役割や機能の強化、議員の政策提案能力の向上が求められて来ました。
 私達、長野県議会でも、ここ10年間で4人知事が代わるという激動の時代の中で、地方自治法で認められた、あらゆる議会機能を活用し活かすとともに、政務調査費マニュアルの作成や情報公開、各種政策条例の制定、さらなる議会改革を推進するための「議会基本条例」の制定など、多様な取り組みが行われて来ました。
 その結果、議会改革度の総合評価で都道府県で上位との評価を得られるまでに至っています。
 しかし、今回の県議選をふり返る時、投票率の低下が更新されるなど、県民の皆さんにとって県議会が遠い存在であることを、私達は率直に受け止めなければなりません。
 県民の皆様が県政に何を求めているのか、県議会は県政をどの様にしようとしているのか。私達は、この原点を改めて重視し、議会全体として恒常的なものとするための「議会改革」を推進していく時だと思います。
 この点、長野県議会では昨年、議長の諮問を受け議会運営委員会の検討会では、県議会が主催する県政報告会の開催を位置付け、公聴活動も含め行うことを議長に報告し、今後の取り組みが確認されています。
 また、「議会基本条例」制定を踏まえ、さらなる活発な県議会とするため、政務調査活動として各会派代表で構成する「議会改革調査会」が設置され、改選後に活動が開始されることが確認されています。
 私達長野県議会は、これまでも県民に信頼される議会を目指して様々な改革を行って来ましたが、その延長上の取り組みとして以上の取り組みを推進することが必要であると思います。


 次に、新たな課題について考えを申し上げます。
 その一つは、議員定数や議員報酬の課題です。
 まず、議員定数は合併により77市町村となっている今日、定数のみの見直しでなく選挙区の見直しも含め、速やかに議会内に「検討委員会(仮称)」を設置し、検討する必要があると思います。
 ただ、その場合、中山間地が多い本県にとって、どうすれば広く民意を反映することが出来るのかなど、市町村や県民の皆さんと一緒に検討することが絶対条件だと思います。
 二つめは、議員報酬ですが、長野県の場合、「特別職報酬等審議会」により議員報酬も決められることになっています。
 現在の議員報酬は平成19年12月の審議会答申により改定されたものですが、当然、景気・雇用情勢や、先ほどから申し上げて来た議会の取り組み等の評価を踏まえた上で判断されるべきものです。
 従って、私は知事が審議会への早期諮問を行うべきと考えています。
 三つ目は、議会機能の、さらなる強化についてです。
 私達、長野県議会は激動の時代の経験と地方主権を確立するため、既存の法に定められているルールを最大限活用してきたことは先に述べた通りです。
 その中には、知事の思いつきの施策に対し、予算編成過程も含め、思いつきでなく、透明で計画的な県政運営を求める「基本計画の議決等に関する条例」を制定し、その中で、県が行う主な施策について事業評価を行い、その結果を議会の決算審査に反映することを位置付けました。
 また、実際の決算審査を通じ、決算特別委員会の指摘事項に対する執行部の、その後の対応を議会に報告することを求め、現在システム化されています。
 しかし、私は、これまで我が県議会が取り組んできた、これらの経緯を踏まえれば、議会のチェック機能を、さらに強化するための取り組みが問われていると思います。
 それは、例えば、地方自治法の100条の2に議会の権限として位置付けられている、「調査のために必要な専門的事項に係る調査を学識経験を有する者等にさせることができる。」との規定の活用や、同、109条の5の「委員会は、予算その他重要な議案、陳情等について公聴会を開き、真に利害関係を有する者又は学識経験を有する者等から意見を聴くことができる。」との規定の活用です。
 私は、これまで申し上げて来た課題を達成するため、これらの今現在、地方議会に与えられた機能を十分に活用するとともに、さらなる地方主権を確立するため、実践を通じ不十分な点は、国に対して新たな法整備を行うよう強く働きかけるような活発な議会活動にすることが問われていると思っています。


 以上、立候補にあたり私の所信を述べましたが、私はこの思いで議長を補佐し、県民の皆さんに身近で信頼される県議会という各議員の共通目標に依拠し連携しながら、その目標達成に向かって議会の円滑な運営に務めてまいりますので、皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

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まだ間に合う武石余里の「一里花桃」

2011年05月07日 | 社会生活

「世界で一番きれいな2週間」
 武石余里の「一里花桃」へ行って来ました。


 5月5日(木)、前にこのブログで紹介した、私の生まれ故郷である上田市武石余里の「一里花桃」を見に行って来ました。

 今年は、開花が少し遅れぎみとのことでしたが、沿道4キロに渡る約2000本の内、余里地区入口は満開、標高差がある終点付近の元祖花桃も3分咲き位で、見ごろでした。

 この日は天気も良く 大勢の方が見えていましたが、散歩しながら写真撮影したり、見事な花桃を満喫しているようでした。

 私も、周辺の芽吹きはじめた新緑や菜の花と花桃との綺麗な風景や、地域おこしのため長い年月をかけて取り組み、駐車場案内やトイレ掃除をしている「花咲じいさんクラブ」の皆さんの姿を見て、心が洗われました。

 今年は、気候のお陰で、まだ、一週間位は綺麗な花桃が見えそうです。
 是非、残された期間、許される方は、武石余里一里花桃の里を見て下さい。


 ところで、5月7日(土)は飯山方面へ行く予定があり高速道を走っていると、小布施のサービスエリヤから中野インター付近まで、千曲川堤防に植えられた桜と菜の花が満開でした。

 そこで、帰りに小布施サービスエリアのETC出口から堤防に出ると、この場所も桜と菜の花、花桃が満開で見事な光景で、多くの皆さんが花見に訪れていました。 この場所も見事で、まだ間に合います。


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連休中の活動

2011年05月05日 | 社会生活

二人目の孫の「お宮詣り」


 この連休中、先の大地震による影響で各地の観光地で、例年を大幅に下回る入り込みとの報道がされ、県内経済への影響を懸念しています。
 でも、昨日あたりから高速道の渋滞状況や上高地、戸隠など県内の一部の観光客の入り込み状況の報道を見て、少しは安堵しました。
 しかし、連休中に行動を押さえる傾向は、大震災の影響だけではなく、厳しい経済情勢があることを踏まえるべきですが、大震災に限って言えば、今後、日本の経済を活性化させるため、少しでも多くの皆さんが、この際、予定していた行事や旅行を行うことが貢献することになると思います。
 ところで、私は、この連休中は、挨拶まわりやメーデー、憲法記念日の活動とともに、4日は二人目の孫「佑芯」(ゆうしん)君の「お宮詣り」等に追われました。
 「お宮詣り」では、写真撮影や祈願、食事会等の過程で、初孫の「未桜」(みお)ちゃんと、「おままごと」など、楽しい一日を過ごすことが出来ました。
 この残された連休中、私は、遅れている家庭菜園の準備や地元の挨拶まわり、そして、先に紹介した私の郷里である上田市武石余里の「一里花桃」を見学するつもりです。 

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改選後初の臨時県議会

2011年05月04日 | 長野県議会

改選後初の臨時県議会が開催されます。


 5月2日(月)、各党派代表者会議が開催され、先の県議選で改選されて以降、初の臨時県議会を5月9日~13日の予定で開催することが確認されました。
 この臨時県議会は、改選後向こう1年間の議会人事を決めるもので、正副議長や各委員会の所属議員と正副委員長、議会選出監査委員等が選出され、議会活動がスタートすることになります。
 また、2日の各党派代表者会議では、本会議場の議席位置や会派控室の配置と面積が示されるとともに、議員会館の各議員の部屋が確定しました。
 私の議場の椅子と議員会館の部屋、会派控室は従来と変わりありません。
 ただ、会派控室の面積は、会派構成議員が増えたため広くなるとのことです。 

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第82回長野県中央メーデー

2011年05月01日 | 社会生活

連帯の挨拶を行いました。


 5月1日(日)、第82回長野県中央メーデーが長野市城山公園で開催され、約5200人(主催者発表)が参加しました。
 今年のメインスローガンは「働く者の連帯で、『ゆとり・豊かさ・公正な社会』を実現し、自由で平和な世界をつくろう」
 また、今年は東日本大震災と長野県北部地震の早期復興を願い、特別スローガンとして「団結の力で復興・支援!」が掲げられ、義援金カンパの取り組みも行われました。

 このメーデで私は、社民党を代表し下記の連帯の挨拶をさせて頂きました。


第82回長野県中央メーデーでの私の挨拶全文
  
第82回長野県中央メーデーに参加された仲間の皆さんに、社会民主党を代表し、連帯の挨拶をいたします。
 最初に、先の統一地方選で、県議選では公認・推薦5名の内4名が当選し、市町村議員選挙では1月に行われた小諸市議選以降、公認・推薦11名全員の当選を果たすことが出来ました。
 ご支援賜りました皆様に心から感謝を申し上げますとともに、そのご期待に応えるため、「県民主権」の姿勢を貫き、暮らしを守る自治を確立するため、全力で取り組むことを、改めて表明します。
 さて、東北地方太平洋沖地震で、亡くなられた方や行方不明者は2万7千人以上にのぼり、避難生活を強いられている方は、13万人を超えています。
 また、長野県北部地震では、栄村は、多くの村民が避難所生活を強いられ、雪解け後の田畑や用水路への被害が確実視されています。
 この震災の復興には、長期の年月が必要とされています。
 県内でも様々な支援チームとともに、連合や県的単産など、被災地域への支援活動が取り組まれています。
 今メーデーの特別スローガンである「団結の力で復興・支援」。私達は、働くものの団結と連帯の力で、一刻も早い復興のため、さらに取り組みを強めましょう。
 また、一人ひとりが出来うることを考えながら取り組み、頑張りぬこうではありませんか。
 今回の大地震と大津波による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、放射能漏れと汚染水の排出など、今なお深刻な事態が続いており、早期の終熄を願うばかりです。
 私達、社民党はこれまで、こうした原発の危険性を指摘し「脱原発社会」への転換を求めて来ましたが、今回の事故が起こってしまったことが残念でなりません。
 今回の原発事故を教訓として、私達は、改めて「脱原発社会」への転換を世論に訴えながら、国のエネルギー政策の転換を強く求めて行く決意です。
 今年のメーデーは政権交代後、2回目のメーデーです。
 政権交代後、格差社会から「生活再建」内閣としてスタートした新政権は、雇用調整助成金の要件緩和や非正規労働者の雇用保険の拡大、生活保護世帯の母子加算復活、地方交付税の増額など様々な取り組みを行って来ましたが、一方で、普天間基地移設問題や消費税値上げ発言、TPP参加問題などで迷走しています。
 それ故に、私達は大震災の復興策とともに、将来に安心感が持てる社会保障制度の確立や「地域主権」の確立、労働者派遣法の抜本改正、「交通基本法」の制定、平和憲法の尊重など、国民生活向上のため軸足を置いた政治を確立するため今まで以上に目を光らせ、努力することが求められている時だと思います。
 一刻も早い大震災からの復興と、勤労者が将来に安心感が持てる政治を実現するため、働くものの英知と連帯の力で、頑張ろうではありませんか。
 最後になりましたが、第82回メーデーに参加された皆様に敬意を申し上げ、連帯のご挨拶と致します。
 ともに、頑張りましょう。


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