たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

長野マラソン開催の是非を早期に

2020年03月24日 | 活 動

 4月19日(日)に開催予定の長野オリンピックを記念して開催され、今年で22回目を数える「長野マラソン」まであと1ヵ月を切りました。
 コロナウイルスの感染拡大が世界的規模で広がる中、東京オリンピック・パラリンピックの「延期」の動きが加速化するなかで、当面、目前に迫った「長野マラソン」の開催をどうするか、早く結論を出して欲しいと思い続けて来ました。
 なぜなら、前にもお伝えしましたが、スタート地点の長野運動公園に隣接する石渡神社で毎回、私が呼びかけ人代表をしている実行委員会が応援シールを配布する活動を行っているからです。
 大会を行う場合は実行委員会を招集して準備しなければならず、中止する場合も、そのことを実行委員の皆さんに通知しなければなせないからです。
 この点、長野マラソン大会組織委員会のホームページには、3月18日付けで「ランナーやボランティアの皆さまへ」と題し、「長野マラソン大会組織委員会は、3月25日(水)に会議を開き、新型コロナウイルス問題について協議をいたします。協議の結果については公式ホームページ、SNSなどでお知らせいたします。」としています。
 世界的に新型コロナウイルスが広がり、国内でも今後どうなるか見通せない中、なぜ長野マラソンの判断がここまで遅れているのでしょうか。
 それは恐らく、長野マラソンの主催者の中に日本オリンピック委員会も一員として含まれており、もし大会を中止すれば東京オリンピック・パラリンピックの開催のIOCの判断に影響を与えてしまうのではないか。
 最近、経済界出身である加藤長野市長が、長野マラソンとは言わないまでも、これ以上のイベント等の自粛は市内の経済(ホテル等を例に)のさらなる停滞を招くので、緩和すべき等とする発言からも、大会中止による地域経済への影響を熟慮しているのか、私には良く分りません。
 私は、率直に言って長野マラソンは中止すべきだ思います。
 その理由は、最近の新型コロナウイルス対策で各種イベントの開催について、屋外スポーツについては、緩い見解もありますが、長野マラソンは全国規模の大会であり感染の確率が高まること。
 東日本大震災直後の大会を中止した経験があるとともに、1ヵ月前ほどから出場予定の選手の皆さんにお聞きしても、「中止」への理解が広まっていること等、選手ファーストで判断すべきです。
 また、長野マラソンは、大会実行委員会だけでなく、沿道で応援するサポーターや一般市民の盛り上がりがあり、もし、大会開催を決定した場合は、その人達へのコロナウイルス対策への徹底等、時間を要することになるからです。
 例えば、私が呼びかけ行っている応援シール配布活動の新型コロナ対策で考えられる対策は、感染予防のため記帳台を設けないことや神社参拝の際の鈴を使用禁止にすること。参拝者にお守りシールを渡す際に手袋をすること等が考えられますが、大会時には、これまで、沿道で自主的に様々な応援活動が行われて、対策の徹底は無理であると思います。
 私は、25日に決定される長野マラソンの開催の是非は、今回は中止であって欲しいと願っています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿