たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

友人の死

2010年04月22日 | Weblog

鈴木長治さんを偲ぶ。


 4月20日の朝訃報の連絡が入りました。
 元自治労県本部委員長や連合長野副会長、県職労委員長を務められた、鈴木長治さんが19日午後7時頃に息を引き取られたとのことでした。
 62歳で、余りにも若い死に気持ちが重くなります。
 鈴木さんは、田中県政時代に県職労の委員長で、職員の給与カットや外郭団体の見直しによる雇用問題で、ご一緒に徹底して闘いました。
 特に、外郭団体の職員の皆さんの雇用を守る闘いは、鈴木さんなくして出来なかったと思います。

 また、鈴木さんの提唱により長野県地方自治研究センターに、県政の検証委員会を設置し、2006年8月の知事選を前に「長野県政の検証」という冊子(約150ページ)を鈴木さんが中心になってまとめ発刊しました。
 この冊子は、その後の知事選で村井知事が当選することに大きく影響したと思います。
 さらに、地方主権のためには地方財政基盤の確立が必要として、連合長野副会長として、県や市町村、労使が一体になった「地方行財政の自立を実現し地方自治確立県民会議」が必要として設置し、国に対し何度も要請活動を行いました。
 私は、鈴木さんには選挙の度にあちこちご案内頂いたり、本当にお世話になりました。そして、その度に鈴木さんが先頭に立って活動していることに敬服しました。 鈴木さんは温厚な人柄でしたが、筋を曲げない闘士がありました。
 ですから、田中県政時代に許せないことが沢山あり、それを明らかにするため「長野県政の検証」の冊子をまとめる決意をされたのだと思います。
 そして、あの頃からストレスがたまり、鈴木さんの体調がかんばしくなくなりました。
 その後、鈴木さんは自治労県本部委員長や住宅生協役員を若くして退任し、療養生活に入りました。
 私は、二週間半ほど前に鈴木さんが入院していた病室に見舞いに伺うと、鈴木さんは痛みや怠さと闘いながら5分間ほど山野草の水彩画などの話をしてくれました。
 でも、話をしている表情を見ると段々と辛そうに見えて、私は「今日は見ていると辛そうなので、また来るね。」と言って病室を後にしました。
 こんなに早く、訃報が届くとは、本当に残念です。
 辛かった病気との闘い本当にご苦労さまでした。
 また、本当にお世話になりました。
 心から哀悼の意を表します。

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