6月22日は、参議院選挙の公示日。
私は、午前8時から長野市内のホテルで行われた、長野選挙区に立候補した杉尾ひでや氏の出陣式に出席しました。
会場には、民新党や共産党、社民党の関係者や市民連合、各種団体代表や各級議員など多くの方が参加されていましたが、権力に弱い市長村長は長和村の羽田村長一人であり、この間の安倍首相の長野遊説などをはじめ、政権与党が権力を傘にした圧力が「浸透」していると実感しました。
この間のマスコミの世論調査結果を分析すると「拮抗」との報道もありましたが、自民党候補が10%リードとの調査結果もあり、自民党候補が勢いに乗っているのが現在の状況だと思います。
このことは、現状では、野党統一候補と言っても各種世論調査による政党支持率の力関係をそのまま反映した結果であり、杉尾候補は極めて厳しい状況であることを意味しています。
幸い、各種世論調査結果では、まだ投票先を決めていないとする有権者が40%あるとの状況を前向きに捉え、何としても勝利するため今後、それぞれの組織内をまとめるとともに、無党派層に真剣に、岐路にある日本の将来を訴えることが勝敗を決すると思い、決意も新たに取り組みたいと思います。
出陣式終了後は、長野駅前で杉尾ひでや候補の第一声が行われ、野党統一候補の一翼を担う社民党県連合代表として下記の趣旨の演説を行いました。 私達社民党の今回の参議院選挙のスローガンは「安倍政治の暴走を止める!」です。
過去の国政選挙で安倍首相は、選挙の争点は経済対策として「アベノミクス」を掲げて来たが、その後、行って来たことは特定機密保護法や集団的自衛権の行使を認める安全保障関連法案、企業にとつて使い勝手の良い労働者派遣法等の強行採決であり、今回の選挙でも経済対策が争点と誘導しているが、有権者はだまされてはならない。
私達は、この安倍政権の欺瞞や嘘、そして暴走によって日本の将来の平和や生活が脅かされる政治の異常事態に危機感を感じたからこそ、全国に先駆けて野党共闘を行い、そのことが全国に拡がった。
暴走する安倍政権を許さず平和と国民の暮らしを守るため、この長野から政治を変えよう。
長野で勝たなければ政治は変わらない。
ともに頑張りましょう!とする趣旨を訴えました。
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