2月16日の県議会本会議終了後は、私が副会長をしている第9回目となる長野県立大学議員懇談会を開催しました。
この日の議題は、県立大学の設立準備状況と施設整備、平成30年度高等教育振興予算案及び組織改正案についてでした。
この内、新年度県立大学関連予算案及び大学の運営費について県側は、施設整備費として、短大の旧校舎解体工事費や三輪キャンパス外構工事費等として4億8千6百万円余、短期大学校舎の維持管理費等に9百万円余等合計4億9973円余を計上するとともに、公立大学法人運営費交付金として、12億5900万円余を計上したとしました。
また、大学の運営費の内訳については、支出では大学と短大の教職員等の人件費11億7千万円余、管理費として、事務局管理経費1億7千百万円余、施設維持管理費1億2千2百万円余、教員研究費4千8百50万円余等で、合計16億3879万円余となっています。
また、収入予定では、自己収入として県短期大学の授業料1億9百万円余、県立大学の授業料1億1900余や寮費及び共益費6千2百万円余、入学料6千万円余で、県からの運営費交付金は12億5924万円余を見込んでいます。
なお、県からの運営費交付金は、4学年がそろう平成33年度まで学生数が増えていくため、毎年度授業料収入が約1.2億円ずつ増え、短期大学は平成31年度末に閉学するため、それ以降は短期大学の経費は不要となるとしました。
今後定める中期計画の主な数値目標としては、海外プログラムの参加率、就職希望者の就職率、管理栄養士の国家試験合格率を、それぞれ100%とするとともに、2年次終了時までの英語のTOEIS点数の取得を全学年600点以上、平均点700点以上としました。
入学者選抜は、学校長推薦選抜と自己推薦選抜試験が終わり既に66名が合格するとともに、2月25日から行われる前期・中期の一般選抜試験の合計倍率は4.7%となっているとのことでした。
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