6月30日の午後は、第58回を数える北信越長野盲学校野球大会(グランドソフトボール大会)が長野市の長野運動公園多目的広場で開催され出席しました。
この大会には、新潟県立新潟盲学校、石川県立盲学校、長野・松本盲学校合同チームの3チームが参加しました。
これまで、長野で開催される場合には毎回ご案内を頂くのですが、議会と重なり出席できず、何時もグランドソフトボールとは、どの様に試合を行うのか興味を持っていました。
開会式が終わり、新潟対長野・松本合同チームの試合の様子を観戦しましたが、みんな真剣で試合を楽しんでいる様でした。
主なルールは、ほぼソフトボールと同じですが、選手は一人多い10人でライトショートストップというポジションが加わります。
また、メンバー構成は全盲プレイヤーが4名以上、他は弱視プレイヤーとされていて、ピッチャーは全盲、捕手は弱視プレイアーと規定されています。
ゲームは、捕手の合図により、投手がボール(ハンドボール)を転がし、打者がころがってきたボールを打つ。以降はソフトボールの進行とよく似ています。
ただし、守備では全盲選手がボールをゴロでも補給した場合、フライをキャッチしたのと同様に扱われます。
そして、応援で気を付けることとして、全盲プレイヤーは音を頼りにボールを打ったり、撮ったりすることが基本であり、そのためボールの音が聞こえるように、試合中は選手もベンチも応援者も声や音を出してはいけない時があるルールがあります。
試合観戦をさせて頂き、大変勉強になりました。
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