11月7日(木)は、会派の視察で宮崎県へ伺いました。
視察テーマは、宮崎県経済や地域の活性化に向けた県民運動と甲子園優勝プロジェクトについてです。
この内、経済や地域の活性化に向けた県民運動については、宮崎県では広い意味(農業や林業のみならず、あらゆる産業)での地産地消を推進するため、「地産地消県民運動」「100万泊県民運動」「中山間地域をみんなで支える県民運動」の3つの県民運動を推進するため、県、県議会、市町村、市町村議会、消費者団体、商工業団体、観光・ホテル関係団体などで構成する「地産地消推進県民会議」や「食と農を考える県民会議」を結成し、今年度は県民への啓発活動を中心に取り組んで来たということです。
地産地消を県民参加で推進するための「地産地消推進県民会議」の設置と取り組みについては、本県でも必要であると実感しました。
また、他に私が注目したのは、「学校における食育の推進と地産地消の取組」の説明の中で「弁当の日」の取組です。
本県の場合はどうなっているか確認したいと思いました。
甲子園優勝プロジェクトについては、九州で唯一宮崎県が甲子園で優勝していないので、知事の肝いりにより選手の育成・強化や指導者育成の体制を強化するため平成25年度予算に5百万円余を計上し、九州地区秋季大会でベスト4に入った高校を競技力強化推進校に指定し支援を行うとともに、全国の強豪校との対戦をする場合に支援する等の事業です。
「高校野球への支援に対し他の競技団体から疑問視する意見はないのか。また、宮崎県のスポーツ振興予算は全国的に比較した場合の水準は。」等の質問に、担当者は「各種スポーツ団体に支援しているが、高校野球について支援措置がなかったため知事の意志により行った。」との趣旨を語りました。
本県においては、スポーツ関係予算が削減され続ける状況に、体育協会等の要請を受け最近予算の増額が行われていますが、宮崎県の例で思うことは、競技別に頑張れるような予算付けを行うことも必要のかと思いました。
この課題については、今後、どうすれば良いか検討したいと思いました。
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