たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

自治政策特別講座に出席

2013年02月06日 | 長野県議会

 2月4日(月)~5日(火)は、東京で開催された自治体議会政策学会主催の自治政策特別講座に出席しました。
 今回の研修テーマは、「地域再生をめざす予算審議 -政策の選択と集中-」で、2日間で下記の5つの講座が行われました。

◆第1講義 予算書はこう見る -歳出からみる自治体の姿-
            町田 俊彦 専修大学教授
◆第2講義 政策実現に職員を活かす -住民の役に立つ公務員制度-
            太田 肇 同志社大学教授
◆第3講義  政策の選択と集中はどう行う -財政規律と条例づくり-
            西寺 雅也 名古屋学院大学教授(元多治見市長)
◆第4講義  まちづくり市民事業 
        -市民が主体となる地域再生事業と支援手法-
      川原 晋(すすむ) 首都大学東京准教授
◆第5講義 その時までに行政は何をする -防災と自治体の事業継続計画-      
      青山 佾(やすし)明治大学専門職大学院ガバナンス研究科教授
       (元東京都副知事)
 自治体議会政策学会主催の講座は年3回位行われますが、私は日時が許せば1回は出席することにしています。
 今回は、テーマが予算審議ということで、私が2月定例県議会で代表質問を行うことになっていることから、この講座から学び生かせることがあればと思い出席しました。
 5つの講座を受講し、思ったことは、長野県政で政策実現に職員が本来持っている能力を活かすことが出来ているのか、首長が包容力を持ち、もっと職員が活き活きと提案できる権限を与えるべきではないか。
 そのためには、議員も「与党的立場」と遠慮するのではなく、率直な意見を首長にぶつけることが、職員のやる気を喚起することになり県民益につながるのではないか。
 政策の選択と集中も国では各省庁間の既得権争いが問題となっているが、県政でも各部局間で県政全体で何を優先すべきか本気で調整する場があっても良いのではないか等々です。
 代表質問内容について、この講座から具体的に触れるべき政策的課題はありませんでしたが、基本姿勢として改めて自分の姿勢を見つめ直すことが出来たと思います。
                    自治体議会政策学会会長の竹下譲先生

 ところで、自治体議会政策学会会長の竹下譲先生とは、昔からご縁があり、今回の講座に出席した時に、竹下先生が現在所長をしている拓殖大学地方政治センター研修会の長野での3月末開催を、この研修会に出席した同僚議員と相談し開催することにしました。
 日程、テーマ、講師陣、会場等の詳細については、今後、竹下会長や会派、関係者と相談し、このブログでお知らせしますが、皆様のご協力をお願い致します。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ  ブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願いします。