たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

県政対話集会を行いました。

2013年01月27日 | 長野県議会

 1月24日~25日に行った会派の下伊那地区の現地調査にあわせ、24日の午後6時半から高森町福祉センターにおいて、会派の県政対話集会を行いました。
 対話集会では、地元吉川議員の司会により、倉田代表挨拶の後、ご来賓として出席頂いた岡庭阿智村村長や下平豊丘村村長、松川町や高森町の町長代理の方から、下伊那地区が抱える課題への問題提起も含めご挨拶を頂き、会派出席議員14名中12名の自己紹介を行った後、自由な質疑が行われました。
 この対話集会には、寒い中、約100名の皆さんに参加頂きましたが、参加された皆さんからは、医師不足対策、中央リニア新幹線への県の対応、高校の統廃合問題、防災対策と緊急避難道路としての生活道路の整備、大学など高等教育機関の整備、特別養護老人ホームの整備、若者の投票率の向上策、教員の不祥事対策や退職金問題などの質問が出され、活発な論議が行われました。
 質問に対しては、それぞれ参加議員からお答えしましたが、私からは、高校の統廃合問題や特別養護老人ホームの整備、退職金問題などについて、高校の統廃合に伴う施設整備については、厳しい財政状況のもと他にも雨漏りなど学校修繕などが出来ない状況であるが、少子化や県有施設更新が困難な状況の中で、今後も第3次の高校再編を行うことが必然であり、その場合に「正直者がバカを見ない」対応をしないため筋を通したい。
 特別養護老人ホームの整備については、介護保険は制度上、市町村が事業者であり施設を整備すれば、その市町村の介護保険料の値上げに反映されるため、はがゆいが何とも言えない。
 教職員の退職金問題で全国で早期退職者が多くなっている問題については、長野県では同様に削減が県から組合に対し提案され交渉中と聞いているが、自己都合でやめた場合に退職金が不利になることや、交渉中であることから、その動向を見守って行きたいと答えました。
 対話集会の最後には、会派幹事長として私が御礼挨拶をすることとなり、私からは、ご参加頂いた皆様に感謝を申し上げるともに、感想として冒頭、岡庭阿智村長からは、「北高南低」など今日はチビチビしたことは言わないとの表明があり、私としては「北高南低」の言葉をはじめて知ったが、それだけ下伊那の皆さんはDNAを持っていると実感した。
 しかし、現在策定中の新たな「総合5か年計画」や「新交通ピジョン」を見ると、南信地区への箇所付けが多く、風は下伊那に吹いていると思うが、さらに風が吹くように応援して行きたい。
 本日の対話集会で寄せられたご意見を県政に反映することに務めるともに、発言出来なかった方のご意見については、アンケートにお答えしますとの趣旨を申し上げました。
 
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