たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

成人式の祝辞

2013年01月03日 | 社会生活

 1月2日は、例年恒例で行われている地元朝陽地区の成人式に出席しました。 今年は、私が県議を代表しての祝辞の当番でした。
 そこで、2日ほど前から祝辞を作成し、前日に20代の次男や長女の旦那さんに読んでもらい感想を聞きましたが、「難しい」とか「感動を感じられない」等との厳しい評価が下されました。
 しかし、直前で新たな祝辞を作成する時間もなく、原案通り下記の祝辞を述べさせて頂きました。
 記念撮影を行った後の式典では、長野市歌斉唱、式辞、来賓祝辞、新成人代表挨拶の後、記念演奏で私が市議時代から世話になっている方の娘さんで音楽活動をしている宮川真衣さんのコンサートが行われました。
 真衣さんに声をかけると、私のことを覚えて頂いていて、東部地区文化施設整備チャリティー実行委員会の委員長であった千野さんと一緒に記念撮影をすることが出来ました。
 62名出席された新成人の皆様の、今後のご活躍を心から祈念申し上げます。

■ 朝陽地区成人式祝辞

 新年、あけましておめでとうございます。
 成人式を迎えられました皆様に、石坂県議も出席しておりますが、代表して、私からお祝いを申し上げます。
 さて、皆さんは今日めでたく「成人式」を迎えられましたが、成人式とは国の「国民の祝日に関する法律」によると「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」としています。
 つまり「成人式」は皆さんにとっては今日「公式」に「大人」として認められる場であると同時に、何より自分自身が今日から自分の行動に責任を持っことを自覚する場であるということです。
 「成人式」は人から与えられた「儀式」ではなく、自らが「大人」としての自分を自覚し、新たな気持ちや目標を持って再出発する場ではないでしようか。
 家族の皆さんに祝福され、地域の皆さんに歓迎され、同級生と楽しい時間を過ごせる「成人式」ですから、今日は思う存分楽しんで頂きたいと思いますが、「成人式」という皆様の人生にとって大切な日を糧として、自分の目標を再確認し、躍進して頂きますことをご祈念申し上げます。
 また、今の日本は、早期の震災復興、少子高齢化や人口減少、格差社会の拡大が深刻な課題となっており、持続可能な医療・介護・年金などの社会保障の確立や、地球温暖化や原発事故に代表される環境への対応など、皆様が将来に渡って希望の持てる人生を送るための課題が問われています。
 そして、不透明な政治状況の中で、これらの課題をどう克服するかは、私達に課せられた課題であると同時に、これからの時代を担う皆さんの課題でもあります。
 その意味で、これから皆さんが生きる時代が、より良い社会であるためには、どの様な社会であるべきなのかを、自分達の意思で発信することも大切です。
 是非、皆様には将来の生活や社会の在り方について、積極的な発信や対応をして頂くことをお願いしたいと思います。
 なぜなら、「おまかせ民主主義」では、自らがこれから生きて行く時代も、「おまかせ」ということになってしまうからです。
 皆さんは、これから社会の一員として、様々な問題に直面することがあると思います。
 でも、身近な地域社会や国内外の様々な問題から目を背けることなく、社会の一員として、広い視野で社会を見つめ、自分の出来ることや役割を考えて下さい。
 私達も、こうした課題の解決に向けて全力を尽くしますが、皆様も、今日から社会人として将来に夢の持てる様に、また、長野県や長野市が、他に誇れる県や都市であるように、さらに、朝陽地区が他に誇れる街であるように、そのために努力する仲間として、今日からご一緒に参加していただきますようお願い致します。
 今日の成人式が皆様にとりまして、自らの人生の目標に向かってスタートの場となり、思い出に残る会となりますことを心から願い、お祝いの言葉とさせていただきます。
  本日は、おめでとうございます。

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