たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

都市型水害が発生してしまいました。

2012年07月23日 | 長野県議会

 7月20日(金)、午後4時半頃議会農政林務委員会の現地調査が終わり議員会館に到着した頃から激しい豪雨が降り始め、約30分後家に帰るとこちらでも激しい雨が降り始めました。
 その後30分位経ても激しい雨が止まないため、他の用件で市役所の方に電話した折り、そちらの雨の状況はどうかお聞きするとまだ激しい雨が続いているとのこと。
 この状況をお聞きし、過去の感覚や経験からすると、雨の激しさ、降り続いた時間、上流での豪雨時間の長さからして私の住む地区で都市型水害が発生する可能性が大と考え、娘と約束していた食事をキャンセルし、パトロールに出ました。  するとやはり、北八幡川が増水し、既に県道が浸水していました。 
 
  北八幡川は裾花川から県庁前や市役所付近、そして今回避難勧告が出された古牧地区を通り、私の地元朝陽地区から柳原地区で千曲川へ流れる主に農業用水ですが、上流部が都市部であるため、豪雨など激しい雨が長く続いた場合、都市型水害が発生してきました。
   今回の豪雨も典型的な例ですが、今回の場合は最近の異常気象のためか短時間に降った雨量が近年にないものでした。
 私の地元では、私が出動し地区各地域をパトロールし北八幡川の市朝陽支所前に到着したのは午後6時半過ぎでしたが、河川の水位は上昇し支所前の橋を今にも乗り越えるところまで来ており、既に地元区や消防団の皆さんが土のう積み上げ作業等を行っていました。 
 北八幡川の水位が上昇すればするほど、その河川に流れ込んでいる河川は流入することが出来なくなり、内水水害が発生しますが、みるみる、その状況となり床下浸水も発生していまいました。
 
 水がひけはじめ、雨が落ち着いたため、他の地域状況を把握するためいったんこの場所を離れ他の河川を調査しましたが異常はなく、約一時間後に戻った時、北八幡川の水位が下がり周辺に浸水していた雨水は引いていました。 
 この河川をはじめ地区内の水害対策は私に課せられた至上命題であり、今回の水害については来年度には発生しない対策を行って行っているところですが、抜本的対策については、今回の水害の教訓を受けて北八幡川上流の整備の位置づけなどに全力で取り組んでいく決意です。

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