たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

県議会選挙区・定数

2011年12月17日 | 長野県議会

「選挙区・定数研究会」が設置
  され検討がスタートしました。


 11月定例県議会中の12月2日、議長の諮問を受け6月定例議会中に設置された「選挙区・定数研究会」が4回目の会合を開き、現在58の定数や26ある選挙区をどうすべきか、各会派の意見を持ち寄りましたが、まだ検討の方向は一致しませんでした。                      
 私の所属する改革・新風では、「県人口の減少を勘案」しながら、まずは「飛び地解消」と「一人区解消」の検討を行う提案を行いました。
 選挙区と定数の見直しについて私は、副議長立候補の所信表明で「議員定数は合併により77市町村となっている今日、定数のみの見直しでなく選挙区の見直しも含め、速やかに議会内に『検討委員会(仮称)』を設置し検討する必要がある。ただ、その場合、中山間地が多い本県にとって、どうすれば広く民意を反映することが出来るのかなど、市町村や県民の皆さんと一緒に検討することが絶対条件だと思います。」と述べました。
 この背景には、今回の県議選をふり返る時、投票率の低下が更新され、県民の皆さんにとって県議会が遠い存在であることを率直に受け止め、県民の皆様が県政に何を求めているのか、県議会は県政をどの様にしようとしているのか。この原点を改めて重視し、議会全体として「議会改革」を推進していくことが問われているとの認識があります。
 つまり、選挙区や定数の見直しにあたっては、ただ単にこの課題に特化せずに、広く民意を反映させるための議会の活性化策等も含め考えていかなければならないと思っています。
 その意味では、現在検討が行われている議会改革調査会や今後公聴活動の在り方についても検討する広報委員会でも、議員定数見直しも意識しながらの検討が問われていると思います。
 私は、選挙区や定数の見直しについて会派の意見がまとめられるおりに、まずは「飛び地」や「一人区」の解消が既存の法律に照らし、どの様なパターンであれば出来るのか示し、その上で1票の格差も勘案し各選挙区の議員定数を何案か示した上で検討することが必要。そして、その上で、各選挙区ごとの市町村や県民の皆さんと一緒に考え検討することが必要と求めました。
 今後、「選挙区・定数研究会」は本格的な検討に入って行くと思いますが、県民のみなさんに理解が得られる決着点が得られるよう私としても努力して行く決意です。
 皆様からのご意見を、お気軽にお寄せ下さい。

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