たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

日本脳外傷友の会

2011年10月19日 | 長野県議会

脳外傷友の会全国大会が、
        志賀高原で開催されました。


「日本脳外傷友の会 第11回全国大会in長野」
  が、志賀高原で開催され県議会を代表し祝辞を述べました。
                       
 10月15日(土)は、午前9時半から、「日本脳外傷友の会 第11回全国大会in長野」が、志賀高原で開催され県議会を代表し祝辞を述べました。
 高次脳機能障害は、病気や交通事故などを原因として、脳の一部が損傷された結果、言語や記憶、行動の機能において障害が起こり、多岐にわたる症状がみられるにもかかわらず、外見上、障害がわかりにくいため、周囲の人々に理解されにくく、また、本人も自分の障害を認識していないことがあるなど、日常生活の様々な場面で、困難が生じているなど「隠れた障害」とも言われて来ました。
 それ故に、国の位置付も制度的に不明確な中、ご本人やご家族等への負担が強いられて来ました。
 そうした中で、この会は、特に、高次脳機能障害を持つ方々への医療・福祉の向上や、家族支援と社会自立に向けて活動するため、2000年4月にわずか3つの会で結成され、今は49団体の連合体に発展し、熱心な活動を推進しておられます。
 今回、本県の志賀高原で開催されることになったのは、脳外傷友の会 信州の会長をしておられる上原正巳さんの熱心な取り組みがあったとお聞きしています。

 私は、祝辞で、これらの取り組みに敬意を表するとともに、「長野県では、高次脳機能障害支援拠点病院として、県内4カ所の医療機関を指定し、診断や、ご家族への助言等を行うとともに、関係機関との連携を図れるような支援体制の構築を進めいる。」「県議会としても、今年2月県議会で『脳損傷者支援法』(仮称)の速やかな制定を求める意見書を可決し、国等へ提出しましたが、よりより支援体制の実現に向け、今後も皆様ともに頑張りたい。」との趣旨を述べました。
 突然の様々な事故やインフルエンザ等の後遺症により、誰でも高次脳機能障害となることは否定できず、そうした中で、ご本人や家族、医師などが支えあうとともに、政府や自治体に支援策を求めている、この会の発展を心から祈念しました。


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