たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

冬季国体の競技種目

2008年02月26日 | Weblog

冬季国体の競技種目について

 

 

 この私のブログで1月24日「国体冬季大会」「長野かがやき国体が26日開会します。」とお知らせした記事の中で、一番最後に追伸として、「かがやき国体で行われる競技や種目とスケジュールを見て、長野オリンピックと比較して、スキーでは、モーグルやフリースタイルアイスホッケーでは女子の部やカーリングが何で無いのでしょうか。やはり財政難が理由でしょうか。教えて下さい。」と発信しました。

 

 すると、2月9日にビックハットで開催された「長野オリンピック10周年記念式典」のおりに、何と国体を担当している県教育委員会のスポーツ課の方から、「遅くなって申し訳ありません。」と私がブログに記載した疑問への回答として「冬季国体におけるオリンピック競技、種目の実施について」と題する文書を頂きました

 

長野かがやき国体冬季大会の開会式(1.26)

 

 私はこの疑問について教育委員会に調査を依頼していませんし、ブログを見て頂いていることに感謝するとともに、この対応には驚きました。

 それ故に、ブログでは疑問に終わっている以上、皆さんにもその主な理由を報告することにしました。

 

 その主な内容は、冬季国体の実施競技及び参加人員については、今大会から「国民体育大会開催基準要項細則」により、スキーは選手監督1,660人以内、スケートは同858人以内、アイスホッケーは同663人以内と競技人員の上限が示されており、冬季大会の開催期間も各競技5日以内(基準要項)とされている。

 正式競技は、日本体育協会に加盟する競技団体のうち、原則として40都道県体育協会以上に加盟している団体競技としており、カーリングは20都道府県、アイスホッケー女子は14都道府県の加入であり開催は困難であり、また、開催地の競技施設が確保出来るのかが課題。都道府県対抗得点を争わない「公開競技」の開催は認められている。

 但し、冬季国体の開催地の決定に、ここ数年苦慮している状況の中で、公開競技とはいえ、競技数が増えれば当然地元財政負担も増すので、現状は厳しいものと思われる。

 というものです。

 

 ご親切に教えて頂いた内容の一部をカットしたことを申し訳なく思いますが、冬季国体がもっと国内の世界的な選手を育成し、なおかつ世界的に活躍している選手にとって、魅力のある大会となるような「改革」は出来ないのか、長野オリンピックを開催した県としての今後の在り方を求めたいと私は思っています。