長野以北並行在来線存続問題
で信濃町との懇談会を行いました。
4月26日(月)の午前中は、県公共交通対策会議の皆さんと信濃町に伺い長野以北の並行在来線の存続問題について意見交換を行いました。
信濃町では、松木町長、戸田副町長、和田総務課長、総務課まちづくり小川企画係長と同池田主査にご出席いただきました。

懇談を通じ、松木町長からは次の趣旨が語られました。
「公共交通が無くなると、交通弱者が増えてしまう。しなの鉄道が出来る時、軽井沢~横川間が廃止されることに反対だった。県境通学者もおり退学に追い込まれた生徒もいた。新幹線が動かなくなったら、東京で不幸があっても、どうやって行くか考えた。その後、今日まで確か5回新幹線は不通となったと思う。」
「何で信越線が並行在来線なのか疑問。恐らく飯山線沿線には飯山市があり利用率が高いと判断されたのでないか。」
「豊野~牟?間は急峻な箇所があり、土砂崩れの恐れがありねJRによりブルーシートが張られていたりする箇所が何カ所もある。これらのノウハウのない第三セクターが運営して、これらの保安対策が出来るのか。もし、土砂崩れが起きれば県で対応出来るのか。」
「平成18年に町内の医師が辞めて混乱が起きた。そのため、長野市民病院に通院した患者は1回約8,000円かかった。鉄路が無くなれば1万円以上かかることになる。」
「日が当たらないところに、光を当てるのが政治。」
「町内に高校生が約300人いるが町内に高校が無いため、その約100%が信越線を利用している。バス路線も長野への直通便はない。町内から長野へ通勤しているJR職員がいることも、どうかと思う。」
「黒姫~妙高間の県境の鉄路が残るかも含めJRが運行すべき。この区間も経営センスがあれば何とかなる。新潟県や沿線市の考えは分からないが、長野県がリベラルになり取り組むべき課題であり、長野県と新潟県が手を結ぶべき。」
このほか様々な意見交換を行いましたが、最後に私から御礼の挨拶として「今日懇談いただき、軽井沢~横川間廃止の前例からも黒姫~妙高高原間の県境の鉄路廃止への危機感を実感しました。これまでの県や沿線市町との懇談会を踏まえ、私達は28日に同様に並行在来線問題を抱える全国の12道県の関係者とともに、政権与党や国土交通省へ支援策を要請しますが、各県で内容に温度差があることからしなの鉄道の経験も踏まえ、県が第一に提案しているJRでの運行を強く求めたいと思います。」と申し上げました。
懇談終了後、担当係長と懇談する機会がありましたが、懇談会での松木町長の「過去に信州新町は鉄路整備に反対したが、信濃町は受け入れた。その後の両町の人口動向は両町とも減少しているが、その差がひろがり信州新町は今年1月に長野市との合併に追い込まれた。」という発言を受けてか、担当係長の方からは「信越線がなくなれば、町はなくなる。」という切実な意見を頂きました。
長野以北の並行在来線存続に関する沿線市町との意見交換は、今回で終わりましたが、「線路は限りなく続いている」からこそ効果や夢がことは確かであり、新潟県の沿線自治体や県の対応を把握するため、5月中には新潟県や信越線沿線の市と懇談することにしました。


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