今日もお昼から取材。
油断していたわけじゃないけれど
取材の音声データが溜まってきた。
早いとこ文字起こしをしないと、あとあと困るというか。
今週の土曜と週明けの月曜にも取材があるので、
それまでには原稿を書き上げないと、ううむ。
ということで、フレッド・アステアと
エレノア・パウエルが出た「踊るニュウ・ヨーク」の名場面をば。
まさに神がかり的なタップの妙技。
曲はコール・ポーター「ビギン・ザ・ビギン」。
やさぐれた心がしばし癒されますぜ、旦那(←誰?)
今日もお昼から取材。
油断していたわけじゃないけれど
取材の音声データが溜まってきた。
早いとこ文字起こしをしないと、あとあと困るというか。
今週の土曜と週明けの月曜にも取材があるので、
それまでには原稿を書き上げないと、ううむ。
ということで、フレッド・アステアと
エレノア・パウエルが出た「踊るニュウ・ヨーク」の名場面をば。
まさに神がかり的なタップの妙技。
曲はコール・ポーター「ビギン・ザ・ビギン」。
やさぐれた心がしばし癒されますぜ、旦那(←誰?)
「いやん、うふふ」
なんとも不穏な声がした。
ここは東京メトロの中。仕事に追われ、
疲労困憊で帰宅途中だと思いねえ。
さほど混んでいない車内で、
上のような甘ったるい声を出している女と、
それをじぃーっと見つめる男。
そのベタつきぶりといったら、もう子作りせんばかりの状態というか。
なぜ取り締まらないのだ。
こういう公序良俗に反する輩を野放しにしておいていいのか。
思わずフトコロからチェーンソー(持ってないけど)を取り出して
惨殺してやろうかと思ったが、かろうじて踏みとどまる。
そうこうしているうちに、
とある駅に着き、男だけが降りた。
そこに女が声をかけた。
「また半年後ね」
え。そうなの。ひょっとして遠距離ですか。
すまんすまん。そりゃあ子作りのひとつやふたつしておかないと。
そんなヨコシマなコトを思いながら、
心のチェーンソーをそっとフトコロに仕舞うのでした。
洋楽は好きで、今までずっと聞いてきたし、
これからも、きっと死ぬまで聞くと思うのだけど、
ほんとに片寄ったものしか聞いてこなかったという気が。
なので喰わず嫌いのバンドの多いこと。
そういう意味で、
どうも相性の良くなかったのが、レッド・ツェッペリンだ。
オリジナルアルバムはほぼ持っていたのだけど、
さほど聞いていなかったというか。
いちばん聞いていたと思われるのがラストアルバムの
「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」だから、
コアなファンに怒られそうで。
だけどここに来て、
ツェッペリン、すげえ。と。
そう感じるのに何十年かかったのだろう。
メンバーが演奏する楽器の音ひとつひとつの
緻密で、かつ破壊的な、まさに「ロック」としか言いようのないモノ。
なので、今月出た「レコードコレクターズ」が面白くて。
ファンにとっては、知っていることばかりなのだろうけど、
ビートルズもストーンズもすごいけれど、ツェッペリンも、だ。
ただ、「」はともかく、「聖なる館」はあんまり聞いていない。
聞き込むうちに良くなっていくのだろうか。
喰わず嫌いはいけねえな。
そのうち良くなっていくものも、ある。
ツェッペリンに限らず、
最近でもエルトン・ジョンとか竹内まりやとか、
今さらだけど、実にいいのです。
最近の新聞記事(朝日)から
ちょっと印象的な発言をいくつか。
僕は生来、飽きっぽいところがあって、
自分の利益や欲のためにだけ働いていると、
ある時期が来ると飽きる。
喜びだって分かち合えないじゃないですか。
でも、人や社会のためだと飽きない。
——ビッグイシュー日本代表・佐野章二さん
(どうして他人のためにそこまで入れ込むのか、の質問に対して)
黒沢さんももらいたくなかったんじゃないかな。
映画を作るのはもっと生々しい。
——宮崎駿監督
(アカデミー賞名誉賞の授賞式で)
まじめに(介護に)取り組みすぎないことも必要なのかもしれない。
しばらく放っておいても死にはせん。
時にはゆっくりコーヒーでも飲んで、自分も生きるってことを楽しむ。
束の間のプチ親不孝。
——「ペコロスの母に会いに行く」の漫画家・岡野雄一さん
(介護の現実はこんなもんじゃない、という批判に対して)
最近、有楽町に行くことが多い。
今日もこの街で取材があり、2人の役者さんに話をうかがう。
有楽町から銀座にかけての界隈は、
ものすごい勢いで町並みが変わっているのだけど、
ところどころ、昔のままの一角が残されていて、
やさぐれたラーメン屋や定食屋があったりする。
取材のあと、それはそれはやさぐれた定食屋を見つけ、
牡蠣フライ定食を食す。
店内は暗い目(←大きなお世話だ)をしたサラリーマンたちが
黙々と生姜焼き定食やメンチカツ定食を食していた。
そんな店内がなぜか心地良く、
美味くはないけれど、不味くもないな、と呟きながら食すのでした。
熊切和嘉監督「私の男」を見る。
死と性が隣り合わせになった血みどろ映画。
あるいは、底意地の悪いホラーか、
思い切り下品なロマンポルノのような恋愛映画。
フォローするつもりはないのだけれど、
上記のような形容はすべて「褒め言葉」として使ってます。
なかなかこの映画をひと言では言い表せないので。
今月出る雑誌記事がようやく校了。
あとは月末までに片付けなければならない本の原稿が大詰め。
それから100ページほどの単行本の締切が12月末。
でも、スタートがこれからなので、
スケジュールはかなりスリリングというか。
あと取材が月末までに4件ほどあるので、その原稿もこなしつつ
年末に突入していく感じというか。
ほんとはレギュラーの冊子が年内にあと一回締切があり、
さらに年明け1月に出る雑誌の作業が12月だということは、
まだ知らないふりをしておきたい。そんな邪悪なフリをする秋。
学生時代の友人から、
出血性胃潰瘍で入院したとのメールが。
幸い、数日で退院できたらしいけど、
胃潰瘍は痛いからなあ。ほんと。
入院すると胃カメラやら絶食やらで、地獄じゃ、地獄。
胃は心。
をモットーに生きている自分としては、
酔いどれ仲間である友人の健康を祈るしか、ない。
ストレスに快感を覚えるときも(どMだから)あるのだけど、
度を過ぎると、身体の弱いところから支障が出る。
自分の場合は、「胃」「目」「腰」あたりが弱い。
最近、まぶたが痙攣することがあるので、
疲れているんだなと思うことしきり。
微動だにしない。
ディランに「ディグニティー(尊厳)」という曲があったが、
その曲を彷彿とさせる佇まいに、ただ、立ち尽くす。
うう。アラビア語は難しい。
そんなことはわかっていたはずなのだけど。
とにかく発音が難しいし、
文字や語形が変化しまくるところにも閉口。
まあ小さなことからコツコツと(by西川きよし師匠)やって行くしかない。
仕事場近くにあるアラブ料理のレストラン。
何て書いてあるのかずっと謎だったのだけど、
右から読むと
ターム・アラビー・ワ・タルキー
という発音になるのかな。
調べてみると、タームは「食事」という意味らしい。
となると、「アラブとトルコの料理」か。そのままじゃん。
それで正しいですか? 堪能なひと、誰か教えてください。