青い目の人への挑戦状

原稿仕事が溜まってしまった。
なので今日も仕事場で原稿書き。
いいかげん疲労困憊だとやさぐれながら、
仕事場近くのコンビニに寄ったと思いねえ。



なんだこれは。
「アイバンラーメン」って、あの、アメリカ人が
世田谷の方でやっているというラーメン屋のことだが、
これは「まぜそば」でしかも「ローストガーリック味」とな。

うひょひょひょひょ。

また出た。こっちは忙しいんだよ。
冬なんだから、とうに死に絶えてるはずだろうに、邪悪なＴ君よ。

「また人をＧみたいに言わないでくださいよ～。
　そうですか、まぜそばが出ましたか～アイバンラーメンの」

君はアイバンラーメンを知っているのか。

「そりゃ知ってますよ～アレでしょ、アレ。青い目の人」

青い目って…ちょっと差別的な感じが。

「人聞きの悪いこと言わないでくださいよ～。
　だって青い目の人がラーメンなんて、
　しかもまぜそばという難易度の高いモノを作るなんて、
　なんだかなと思いませんか～」

別にいいではないか。青い目だろうが赤い目だろうが。
要はまぜそばが旨ければいいではないか。

「おっと、コレが旨いと言いましたね～。
　ガーリックですよ～しかもロースト。
　相当に強烈なんじゃないですかね～刺激的すぎないですか～
　これだから青い目の人は～もっとワビサビがほしいですね～」

また差別的発言が。
そもそもまぜそばでワビサビを持ち出すんじゃない。

「まあワビサビを越えたところに、
　なにかイイものがあるかもしれませんからね～。
　いままでに体験したことのないアレが
　体験できるかもしれませんね～うひょひょひょ」

そう言いはなった邪悪なＴ君は、
しゅるしゅると壁をつたって、天井の隙間に入り込み
その姿を消すのでありました。やっぱりＧだ。