佐野元春
ALL FLOWERS IN TIME
30周年記念ライブに行く。
このライブツアーのファイナルということで、
会場は東京国際フォーラム。
実は初めて来たのだが、新しくて上品な会場だ。
set list
01. 君をさがしている(朝が来るまで)
02. HAPPY MAN
03. ガラスのジェネレーション
04. TONIGHT
05. COME SHINING
06. COMPLICATION SHAKEDOWN
07. 99ブルース
08. 欲望
09. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
10. ジュジュ
11. 月と専制君主
12. レインガール
13. ヤングブラッズ
14. 観覧車の夜
15. 君を連れてゆく
16. Rock & Roll Night
17. 約束の橋
18. ヤング・フォーエバー
19. ニュー・エイジ
20. 新しい航海
21. SOMEDAY
22. 悲しきRADIO
-encore-
23. アンジェリーナ
前回、NHKホールでのツアーから3年。
あのときは、かなり感傷的になってしまったけど、
今回は割とリラックスして楽しめたというか。
それにしても01から03という
怒濤かつ必殺のナンバーで会場はまさにヒート。
04から06は「VISITORS」から。
ヒップホップに接近したこのアルバムの新しさと、
未だに古びない曲群に興奮。特に05が素晴らしい。
元春はロックンローラーであり、ラッパーでもあるのだ。
08は「ザ・サークル」からのオープニング曲。
心の叫びを吐露するような元春のボーカルに圧倒される。
10から13は先日出たセルフカバー「月と専制君主」から、
ホーボーキングバンドの熟練した演奏に堪能する。
13はいつものアレンジで聞きたかったけど、
新アレンジもいいので良しとしたい。
16から18はまさにハイライト。
演奏より、そしてボーカルより
ひたすら勢いを優先させた18が実に格好いい。
19と20は新しい世代に向けた
ポジティブなメッセージがストレートに伝わってきた。
誰もが待っている21。そしてライブでは定番の22。
アンコールは当然23。一曲だけというのが潔い。
ほぼ元春のキャリアに沿った曲順であり、
そう思うと、本当に音楽性が豊かな人だな、と。
そして、やっぱりファンが求めているのは、
ロックンローラー、そしてポップスターとしての元春だ。
その期待に見事に応えてくれたクライマックスだった。
前回のライブほど懐古的でないのはなぜだろう。
言葉ではなかなか表現できないけど、
きっと元春が前向きだからだと思う。懐メロ大会という感じはないし、
03も21も23も、おそらく今の元春の音楽、だ。
停滞という言葉はこの人には似合わない。
元春のラストでの挨拶。
「音楽がなくても生きていけるけど、音楽があったおかげで、
見える景色が広がりました。若葉の頃から始めた音楽で、得たり、なくしたりをくり返しながら、
出会った人々すべてに支えられてここまでやって来れました。
僕の作った音楽を愛してくれて、本当にありがとう」
またライブ行きます。
ホントに元気と勇気をもらったので。
ALL FLOWERS IN TIME
30周年記念ライブに行く。
このライブツアーのファイナルということで、
会場は東京国際フォーラム。
実は初めて来たのだが、新しくて上品な会場だ。
set list
01. 君をさがしている(朝が来るまで)
02. HAPPY MAN
03. ガラスのジェネレーション
04. TONIGHT
05. COME SHINING
06. COMPLICATION SHAKEDOWN
07. 99ブルース
08. 欲望
09. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
10. ジュジュ
11. 月と専制君主
12. レインガール
13. ヤングブラッズ
14. 観覧車の夜
15. 君を連れてゆく
16. Rock & Roll Night
17. 約束の橋
18. ヤング・フォーエバー
19. ニュー・エイジ
20. 新しい航海
21. SOMEDAY
22. 悲しきRADIO
-encore-
23. アンジェリーナ
前回、NHKホールでのツアーから3年。
あのときは、かなり感傷的になってしまったけど、
今回は割とリラックスして楽しめたというか。
それにしても01から03という
怒濤かつ必殺のナンバーで会場はまさにヒート。
04から06は「VISITORS」から。
ヒップホップに接近したこのアルバムの新しさと、
未だに古びない曲群に興奮。特に05が素晴らしい。
元春はロックンローラーであり、ラッパーでもあるのだ。
08は「ザ・サークル」からのオープニング曲。
心の叫びを吐露するような元春のボーカルに圧倒される。
10から13は先日出たセルフカバー「月と専制君主」から、
ホーボーキングバンドの熟練した演奏に堪能する。
13はいつものアレンジで聞きたかったけど、
新アレンジもいいので良しとしたい。
16から18はまさにハイライト。
演奏より、そしてボーカルより
ひたすら勢いを優先させた18が実に格好いい。
19と20は新しい世代に向けた
ポジティブなメッセージがストレートに伝わってきた。
誰もが待っている21。そしてライブでは定番の22。
アンコールは当然23。一曲だけというのが潔い。
ほぼ元春のキャリアに沿った曲順であり、
そう思うと、本当に音楽性が豊かな人だな、と。
そして、やっぱりファンが求めているのは、
ロックンローラー、そしてポップスターとしての元春だ。
その期待に見事に応えてくれたクライマックスだった。
前回のライブほど懐古的でないのはなぜだろう。
言葉ではなかなか表現できないけど、
きっと元春が前向きだからだと思う。懐メロ大会という感じはないし、
03も21も23も、おそらく今の元春の音楽、だ。
停滞という言葉はこの人には似合わない。
元春のラストでの挨拶。
「音楽がなくても生きていけるけど、音楽があったおかげで、
見える景色が広がりました。若葉の頃から始めた音楽で、得たり、なくしたりをくり返しながら、
出会った人々すべてに支えられてここまでやって来れました。
僕の作った音楽を愛してくれて、本当にありがとう」
またライブ行きます。
ホントに元気と勇気をもらったので。
15と20も認識をあらたにするぐらい
いい曲でした。
年数が経つごとに
すごいアルバムだということが
わかってきます。
New Ageも欲しいな。数えきれない痛みのキス。