Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

浪速のtacoの物語 その1

2008年05月23日 | インポート
今回の大阪行きの目的は、
インタビュー相手がたまたま大阪在住の人たちだったので、
一気に取材してしまおうということになった次第。

新幹線に乗り、新大阪に着く。
実はまともに大阪に来たのは初めて。
やはり大都会だなーと思いながら、
すれ違う人たちが「なんでやねん」と話しているのを聞き、
ここは関西なんだと実感。

阪急線に乗り、関西大学へ。
在阪のカメラマンKさんと合流し、
社会学部の教授にインタビュー。
エネルギッシュで、笑いの絶えない取材となった。
たっぷり2時間、お話をうかがい、撮影をして終了。

予約していた梅田のホテルに行き、チェックイン。
荷物を置いて、向かったのは新世界。通天閣のある場所だ。



通天閣は、阪本順治監督の映画『どついたるねん』や『ビリケン』、
あと、日活ロマンポルノの名作『(秘)色情めす市場』で印象的な使われ方をしていて、
いちどは本物を見たいと思っていた。

新世界は東京で言うと浅草のような感じだろうか。
通天閣の周りには、細い路地がひしめき合い、
怪しい串カツ屋が多数並んでいた。



ここまで来たら、行くしかない。
「ソースの二度づけ禁止」と張り紙のある、立ち飲み屋で
ビールを頼み、串カツを食する。
あと「どて焼き」という牛スジの煮込みを注文。
なかなかの美味。ビールに良く合う。

「おおきに、またきてや」というおっちゃんの言葉に癒されながら、
新世界の周りをしばし歩く。



映画館があった。
新世界劇場、という昔ながらの映画館だ。
洋画三本立てと、ピンク映画三本立ての二つの映画館が入っていた。
ブラッド・ピット主演の『ジェシー・ジェームズの暗殺』の看板が。
券売機の近くには、「実録西部劇とサスペンス大作3本立て!」
というコピーも貼られていた。そうなのか。
『ラッシュアワー3』はコメディじゃないの? というツッコミは野暮というものだろう。

映画館の前にしばし佇んでいたら、
明らかにオカマとわかる金髪の人が、僕に近づいてきた。
写真を撮っていたのがまずかったのかな。
そそくさとその場を離れる僕だった。(つづく)
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3 コメント

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Unknown (太陽の息子)
2008-05-23 14:40:33
今日は天気がいいので散歩に寄ってみました寄ってみました(*^_^*)
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Unknown (denkihanabi)
2008-05-25 01:28:22
この界隈は、やる。かなり、やる。
大阪はアジアです。
ビリケンさん、触ってきた?
エフ氏は元気でしたか。って元気なんだろうな、そりゃ。
返信する
Unknown (taco)
2008-05-26 22:03:52
Fとは4年ぶりぐらいに会ったけど、
そんな感じはまったくなかったなあ。
全然変わってなかった。
金のないところまで、同じ(笑)。
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