うひょひょひょひょひょ。
急に涼しくなったので、
てっきり死に絶えたと思ったのに。
なぜ、性懲りもなく現れるのだ、邪悪なT君よ。
「いや~いてもたってもいられなかったんですよ~。
だって、ついにアレがコンビニに進出ですからね~」
アレとは何だ、アレとは。
「知らないとは言わせませんよ~
あのポテそばがサンクスで発売されてるんですから~
思い切りましたね~サンクス」
ポテそばだって?
そんな怪しいモノがコンビニで売られているのか。
「あれはいつでしたかね~たしか半年ぐらい前、
大阪で大人気だったじゃないですか~。
女子高生が大挙して喰ってたらしいですからね~ポテそば」
そんなデマは信じないぞ。
別にコンビニで売ったっていいだろう。
「ホントですか~だってポテそばですよ~
そばの上にポテトフライが大量に乗ってるんですよ~
いいんですか~そんな邪悪なコトが許されて~うひょひょ」
邪悪な奴が邪悪という言葉を使うな。
貴様の存在自体が邪悪なのだ。
「どうやらレンジで温めるらしいですよ~
今頃サンクスでは女子高生が押し寄せてるんじゃないですか~
早く行かないと喰われちゃいますよ~」
そう言い、サンクスに向かおうとした邪悪なT君の
脳天に照準を合わせ、引き金を引く。
ズドン、という音と共に、邪悪なT君の頭は吹き飛ぶのだった。
「うひょ~なんてことするんですか~」
頭が吹っ飛んでいるにも関わらず、
邪悪なT君はゆっくりと方向転換し、
女子高生が殺到しているサンクスのある方に歩いていくのでした。
なんということだ。
リビングデッドなら脳天を吹っ飛ばせば大丈夫だと思ったのに。
弱点というものはないのか、貴様は。
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