今回の「村上RADIO」は、
村上作品に出てくる音楽特集とな。
ファンなら永久保存版だと思う。
風の歌を聴け
●カリフォルニア・ガールズ/ビーチ・ボーイズ
大森一樹監督が撮った同作の映画にもこの曲がかかっていた。
楽曲使用料がえらく高くて、
と監督がこの映画の上映会で嘆いていたのを思い出す。
1973年のピンボール
●ジャンピング・ウィズ・シンフォニー・シド/スタン・ゲッツ
そうだったかな。覚えていない。
スタン・ゲッツ。いつかは聞いてみたいと思いながら
何十年も経ってしまっているのです。
世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
●ダニー・ボーイ/ビング・クロスビーのところをマヘリア・ジャクソン。
マヘリアは「真夏の夜のジャズ」のクライマックスで歌った人だ。
●激しい雨が降る/ボブ・ディラン
これはよく覚えている。カッコ良くて悲しいラストにふさわしい。
ノルウェイの森
●ノルウェイの森/ビートルズ
この曲が流れるのは順当というか。
「Norwegian Wood」とは「ノルウェイの家具」と訳すのが本当らしい。
●ピープル・アー・ストレンジ/ドアーズ
覚えてないけど、ハルキ先生が該当箇所を朗読してくれた。
ドアーズちゃんと聞かないと、と思いながら何十年(またか)。
国境の南、太陽の西
●スター・クロスト・ラバーズ/デューク・エリントン楽団
淋しくて奇麗な曲だなあ。悪い星のもとに生まれた恋人たち。
ハルキ先生は、この小説はとても気に入っているけど、
ずいぶん叩かれた、と。
海辺のカフカ
●リトル・レッド・コルベット/プリンス
エッチな曲だと。確かに。
プリンスいいな。「1999」収録の名曲。
「ノルウェイの森」のラスト近く(255p)でレイコさんが言います。
「でも人は旭川で恋なんてするものなのかしら?」
失敬だなレイコさんは!笑
では、名古屋についてこんなことが書かれています。
「文化的な面を取り上げれば、東京に比べてうすらでかい地方都市という印象は否めない」
なんて失敬な、と思いつつ、当たっているという(苦笑)。