Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

青空のディスタンス

2012年03月24日 | 日々、徒然に
我々日本人は歴史の教科書で
1950年に朝鮮半島で始まった戦争は
「朝鮮戦争」だと教わったけれど、
韓国の人たちは、その戦争を「韓国戦争」と呼ぶ。

展望台を案内してくれたリュウさんもそう言い、
館内にある「韓国戦争」の展示について詳しく説明してくれた。
展望台の1階には、ここを訪れた人が南北統一を願って
短冊に言葉をしたためているコーナーがあった。



リュウさんに勧められ、書く。
気恥ずかしいが、こういうことなのだろう。

展望台の外には、「韓国戦争」に参戦した
アメリカの装甲車が展示されていた。



「これはレプリカですが、
 アメリカ軍は、ほんとにこんなペイントをしてました」
と説明するリュウさん。水陸両用らしい。
戦争当時、たくさんの装甲車が西海から上陸して、
北に陥落させられたソウルを奪還したらしい。



北朝鮮まで川をはさんで、たったの1.8キロ。
ここは韓国人が自力で来られるところで、
いちばん北朝鮮に近い地点だという。
戦争で北と南に分断された家族は1千万人を超えるらしい。
南にいる人たちは、北にいる家族を思いつつ、
この展望台で歌を歌ったり、お祈りをするという。



望遠鏡で北を見る。
人が歩いているのが見える。
トラクターがゆっくりと移動しているところも。




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