Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

阿鼻叫喚の冬

2021年12月03日 | 日々、徒然に
4か月ぶりに
かかりつけの歯科に行く。
ここ一週間ほど、右上の奥歯に鈍痛があり、
何かを食べると、ずんと痛むので、
あーんと口を開けて、先生に診てもらったという。

「うーん。診たところ、
 特に炎症を起こしている感じはないですね」
「はふはひい(そうですか)」

そうなのだ。口を開けているので
ちゃんと会話ができないのです。

「虫歯もないし、どうなんでしょうね」
「ふひいふんふんひい(なんで痛みがあるんですか)」
「もしかすると、歯の根っこのところが感染して
 とんでもない炎症を起こしているかもしれませんね」
「ふひいー(それは困りました)」
「じゃあレントゲン撮りましょう」
「ひい、ふうう(わ、わかりました)」
「こっち来てください」
「ふ、ひいい(あ、はい)」
「口は開けてなくていいですから」
「あ、そうですね。すみません」
「じゃあこっち座って」
「ふい、じゃなくて、はい」
「じゃあ撮りますよ」
「はい」
「撮れました。椅子に戻ってください」
「はい」
「うーん。レントゲンでも特に異常はないですね」
「じゃあ何が原因なんでしょう」
「かみ合わせが悪くなってるからかもしれません。
 ヒトの歯はかみ具合によって出たり引っ込んだりしますから」
「へえそうなんですか」
「じゃあちょっとだけ削りますね」
「えっ」
「さあ、口開けて」
「ふひいい」
「じゃあ行きますよ。ウイーン。もっと口開けて!」
「ふひいいいいっ」
「ウィイイイイイン、シャアア、ガリガリガリ」
「ふひいいいいいいいいっ」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする