は、は、はっぴゃくえん!
ついに800円の焼きそばを食す日がやってきた。
まさかこんなセレブな焼きそばにありつくことができるとは。
ぶるぶる。がくがく。
割り箸を持つ手が震え、
おそるおそる麵を、キャベツを、豚肉を、つまんで食す。
そして、いつのまにか夏が終わろうとしていたのです。
は、は、はっぴゃくえん!
ついに800円の焼きそばを食す日がやってきた。
まさかこんなセレブな焼きそばにありつくことができるとは。
ぶるぶる。がくがく。
割り箸を持つ手が震え、
おそるおそる麵を、キャベツを、豚肉を、つまんで食す。
そして、いつのまにか夏が終わろうとしていたのです。
仕事場近くの自販機で100円の缶コーヒーを買う。
「やってらんねえ」とやさぐれながら100円を入れ、
ガタンとコーヒーを手にしたとき、地面に目をやったら
Suicaの定期券が落ちていた。
東中野⇄羽田空港第2ターミナル
と印字されていて、持ち主は58歳の男性。
これは大変かも、と思い、駅前の交番に届ける。
それにしても東中野在住で、羽田空港に通う中年のおっさん。
いったい何をしている人なんだろう、と。
まあ100円の缶コーヒーを買ったときに
落としたのだろうから、きっとやさぐれながら、
「てやんでえ」と言っていたのだろう。
そう想像すると、たまらなく親近感が湧いてきたというか。
58歳の●●さん。
近くの交番に届けましたから、安心してくださいね。