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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

Stay Young

2016年12月17日 | 映画など

ノア・バームバック監督

「ヤング・アダルト・ニューヨーク」を見る。

中年のドキュメンタリー監督とその妻が、

自分を慕うドキュメンタリー志望の若者と出会い、感化されていく。

若者の価値観にアイデンティティーをぐらつかせながらも、

なんとか自分を保っていこうとする物語だ。

 

 

ノア・バームバック監督は才人だと思う。

前作の「フランシス・ハ」(傑作です)でも

アイデンティティーを確立できない女の子を

面白可笑しく描いていたけれど、

本作は、大人になりきれず、

若者の自由闊達なところに惹かれたドキュメンタリー監督が、

あれこれ振り回されながらも、ようやく自分の生き方に気づくわけで。

そのダメダメなところ、純粋なところもふくめて、

ときには辛口に、そしてときには優しく包み込んでいく。

 

ベン・スティラーっていい俳優だなあ。

実はアダム・サンドラーやオーウェン・ウィルソンとの区別が

つかなかったけれど、監督作「LIFEライフ」もいい映画だったし、

ほんと見直しました(なぜか上から目線)。

あとナオミ・ワッツのおばさんっぷりも微笑ましい。

若者に混ざってヒップホップを踊る場面の可笑しさ。

ハリウッド映画の女優さんには珍しく、

映画に溶け込むことのできる人だと思う。

 

それから

トリュフォー映画の定番だった、

ジョルジュ・ドルリューの音楽を効果的に使ったり、

ゴダールの発言を引用するなど、

おぬし、なかなかのシネフィルぶりじゃのう。

と、ひとりほくそ笑むのでした。

 

コメント
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