Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

胃カメラ自慢だョ!全員集合

2007年04月28日 | 日々、徒然に
今日は胃カメラの日だった。
もう何度目になるだろうか。
10回以上やっていることは間違いない。

それでも慣れない。
胃の中に、1メートルぐらいの内視鏡を入れるのだが、
そんな長いモノが僕の口の中に突っ込まれるわけだ。
考えただけでも憂鬱である。

病院に着き、看護師さんに胃の動きを止める注射をされた。
そして、ゼリーのようなものを飲まされ、
「飲み込まないで、喉のところに止めておいてください」
と無理難題を僕に言う看護師さん。

胃カメラ検査をするのは、僕だけではなく、
中年女性と、老婆、車椅子にのった青年が順番待ちをしていた。
僕も彼らと並んで、順番を待つ。

そのあいだ、中村うさぎさんの文庫本、
『壊れたおねえさんは、好きですか?』を読む。
思わず爆笑しそうになり、むせてしまう。
ゲホゲホと病院中に響くような咳をして、
隣の老婆が怪訝な目を僕に向けるのだった。

順番が来た。
(白髪の増えた)E先生が、
内視鏡を持って、僕を待っていた。
その内視鏡はまるで、黒いムチのように見えた。

内視鏡は、モニタにつながっており、
そのモニタを見ながら、僕の胃や十二指腸の様子を
観察する(白髪の増えた)E先生。

いつもながら、内視鏡が胃に到達するまでがつらい。
喉を通るときにオエッとなる感じは、最悪極まりない。

5分ほどの検査だが、
僕には永遠の時が流れているように思えた。

地獄の5分が終わったあと、
(白髪の増えた)E先生は、
「潰瘍はできてないよ。大丈夫だな。
でもクスリはちゃんと飲んでおくように」
と僕に言うのだった。

良かった。シロだ。
なぜ胃痛がひどかったのだろう?
胃炎や潰瘍ができているならわかりやすいのだが。
やっぱり神経性なのか?
コーヒーの飲み過ぎか?
甘い物も好きだし、酒も呑む。
仕事のプレッシャーはあまりないのだが、
それは僕の脳がそう感じているだけで、
実は、知らず知らずのうちに僕の胃にストレスが
かかっていたのかもしれない。
疲れているときは、やっぱりあまり喰わないほうがいいと聞いたりするので、
あまり邪悪なモノは喰わないようにしないと…。

そんなことを思いながら、病院をあとにした僕だが、
「ああ、ビール呑みたい!」と思うのだった。
いい加減、ノーフューチャーな生き方は止めようと思っているのだが、
検査の結果に問題がないと聞くと、ついつい調子に乗ってしまう。
いかんいかん。自粛せねば。









コメント
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