Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

世界でいちばん幸せな男

2007年04月19日 | 邪悪なT君
昨夜から、胃痛が続き、
夜中に痛みで何度も起きる羽目になる。
目が覚めるたびに、胃部を温める。
すると痛みが治まるので、また眠気が襲ってきて、
うとうとするのだが、痛みがぶり返してくると、
寝ていられなくなり、目が冴えてしまう。
胃部を温めながら、枕元にあった宮部みゆきの
『名もなき毒』を読む。上手いなあ、相変わらず。
できれば胃の痛みが無いときに読みたかった。

そんなことを何度か繰り返すうちに朝になる。
すると痛みが引き、夜の疲れがどっと襲ってきて、
そのまま眠りに落ち、死んだように寝てしまう。
気がつくともう11時だった。
その時間に人と会う予定があったのだが、
慌てて電話をして、キャンセルしてもらう。恐縮です。

なんとか体が動くようになり、
軽く食事をして、常用のクスリを服用して仕事場に向かう。
仕事場にあるホワイトボードの僕の予定欄には、


胃痛


と書いてあった。
外部から僕宛てに電話があったとき、
「はい、tacoは胃痛でこちらに入っておりません」
とか言われていたのだろうか。

僕の机に置いてあった
例のカップ焼きそば──「男の焼きそば」を、
断腸の思いで、邪悪なT君にくれてやる。
胃が悪い状態で、こんなモノを喰ったらたぶん、死ぬ。
邪悪なT君は、


うっひょっひょっひょ。


と笑いながら、「男の焼きそば」を受け取るのだった。
それはもう、嬉しそうに。
世界一の幸せ者だと思う、邪悪なT君は。

コメント (2)
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