旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

第9回山桜桃の会 … 好評だった『ぼん』(浜松町)の料理

2014-12-08 11:34:26 | 


 早いもので山桜桃の会も9回目となった。再び浜松町に集まり、前回の洋風日本料理『和楽菱』から転じて“旬彩和膳”を謳う『ぼん』を選んだ。
 メンバーの年齢からして「量より質の料理を」と頼んでおいたが、酒と話題のテンポに合わせてゆっくりと、つぎつぎと出てくる料理は好評であった。
 先ず恒例の純米大吟醸「山桜桃」で乾杯をすると、「白子の茶わん蒸し」と「あんきも」が出てきた。茶わん蒸しも数多く食べたが白子は初めてであった。続いて、「天ぷら」(舞茸、里芋、牡蠣)、「刺身」(赤むつ、くえ、尾長鯛)、「焼魚(太刀魚)としめ鯖のサンドウィッチ」、「プリプリ海老入りしんじょ」などが続き、最後の「お茶漬け風焼きおにぎり」まで多彩で大満足であった。
 中でも話題になったのが「しめ鯖のサンドウィッチ」。しめ鯖は普通のしめ鯖らしいが、それを本当にパンで挟んであるところが面白い。料理長によればトルコ風ということであった。単に和風だけではないのがしゃれている。
 酒は、店の名前が『ぼん』であるだけに福井の「梵」が基調。乾杯酒の「山桜桃」がどっしりした酒だけに、後は「梵」の「ときしらず」や特別純米クラス、また「南部美人」の純米吟醸などをつなぐ。最後の「焼きおにぎり」のころには、特別純米酒「梵55」のお燗とした。
 いやあ、満足、まんぞく…

     
              天ぷら
 
 焼き魚(太刀魚)と「しめ鯖のサンドウィッチ」
    
       プリプリ海老入りしんじょ
 
「焼きおにぎり」は浸したおつゆの味が何とも言えなかった

 


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