旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

箱根に行ってきました

2018-09-26 14:01:57 | 


 何十年ぶりかで箱根に行ってきた。義兄一家(6人)の計画にわが夫婦が加わった総勢8人の旅だ。実は、奥様を亡くし一人暮らしとなった義兄を、お子様方が「お父様の老いを癒そう」と企画したもので、我々の参加は若干お邪魔虫ではあったが、気心知れた者同士の旅は楽しかった。
 一同小田原で落ち合い、先ずは早川漁港で「鮮魚の昼食」、その後、秀吉北条攻めの「一夜城跡」を散策して、二泊予定の強羅『静雲荘』(文科省共済組合宿舎)に向かう。メンバーの一人、神戸大学教授の予約だ。

 このところ悪天候が続いたが、この三日間は好天に恵まれた。富士山が見えるまではいかなかったが、久しぶりに青空を満喫した。二日目は、お決まりの早雲山…大涌谷…芦ノ湖めぐりというコースだ。もはや説明は要しないので、以下は写真でつづろう。

 
     

ロープウェイで大涌谷へ。まずお目当ての「黒たまご」を食べる。

 
      

 桃源台に降りて先ず向かったのは、義兄推薦の「早川水門」だ。義兄によれば、芦ノ湖は周辺の地にとって大変な水源で、この早川水門と「深良水門」は是非とも見るべしと言う。それでは、ということにしたがキャンプ場わきの案内板を見ると、「深良水門1500m」とある。まあ、1.5キロならいいかと思い歩き始めが、気がついて見れば、行けばそれだけ帰らなければならぬ。つまり3キロの行程だ。あとでわかったが結局この日は8キロ以上を歩いたことになり、老体には少々堪えた。

  

 早川水門
   
   勢いよく深良水門を流れ出る水流

 
  箱根は秋の風情でした

 

   

  
 最後は海賊船で元箱根に向かいました。特別室にくつろいで。

 


     
   

 


敬老の日を祝って遥人(孫)来る

2018-09-21 10:23:26 | 時局雑感


 敬老の日を祝って、孫の遥人が来てくれた。
 「9月は老人の月か…」などと、90歳になろうとする先輩の話など年寄りのことばかり書いてきたが、3歳4か月の孫がやってきて一挙に雰囲気が変わった。逞しく育った孫の遥人は、例によって部屋中を駆け回り、音楽に合わせて踊り、ジュースをあおり旺盛にお菓子を食べる。
 何よりもうれしかったのは、「じーじ、ばーば、おめでとう」とプレゼントをくれたことだ。見れば、自分の写真を印刷した栞だ。裏を見ると「ありがとう」と書いてある。聞けば、保育園の先生が並べてくれたいろいろな品から、遥人自身が選んだものだという。孫に栞を貰ったのでは、まだまだ本を読まなければならない。目が見えない、なんて言っていられないと励まされた。

 裏には「ありがとう」と書いてある

 

 夕食は、うな重などとって、親子三代たのしい食事会となりました。

  

 


老人の月、九月

2018-09-09 11:26:27 | 時局雑感


 九月は老人の月と言えるのだろうか? 敬老の日があり、各地で敬老会が催されているので、そのような印象を受ける。。
 早速開かれた恒例の杉並敬老会に女房と参加した。。日本フィルハーモニーの弦楽演奏とソプラノ歌手清野友香莉さんの歌曲を楽しんだ。日本フィルのコンサートマスター木野雅之氏のツィゴネルワイゼンは聞きごたえがあった。お昼前に終わったので、荻窪駅の上の見晴らしの良いレストランで昼食をとった。二人とも、「元気をつけよう」とステーキなど肉を食べた。老人の月の始まりだ。

   

 下旬には、2歳年上の義兄一家と箱根に出かける。義兄のご子息たちが、お父さんの老を癒そうと計画した旅に、わが夫婦も加えてもらうことになったのだ。久しぶりの箱根の2泊3日を楽しみにしている。

 昨夜、89歳になる銀行の先輩から電話があった。「何とか異常な猛暑を乗り切ったが、冷房にあたりすぎたのか気管支炎を起こし、8月は20日間入院、やっと退院した。9月にはいったら君と飲もうと思っていたが、しばらく無理だ。10月にやろう」とのことだ。90歳を前にしてまだ飲もうという意欲を持っているだけで、絶大な拍手を送らねばなるまい。
 とはいえ、今年のような猛暑は老人にとっては生死の問題と言わねばなるまい。先輩も、幸運にして(?)病院に入っていたので生きながらえたのかもしれない。ついでに「老人の9月」も乗り越えていただき、10月を迎えたら、先輩にあやかって一杯飲(や)ろう。


地球は末期を迎えているのではないか? … 関空水没と北海道地震

2018-09-06 15:50:10 | 時局雑感


 猛暑、豪雨の夏に耐え抜き、ようやくその夏が去ったかに見えたもつかの間、過去最大とも言われる台風21号が現れ、木々を倒し、建物を壊し、日本列島を水浸しにして去って行った。
 その破壊力を象徴するような「水没した関西空港」の写真が報じられ、、「ああ~、これでトドメを刺されたのか…」と悲嘆にくれていると、その直後、なおダメを詰めるかのように北海道を震度6強の地震が襲った。震源地とされる安平町(あびら)は液状化して泥に埋まり、となりの厚真町(あつま)は数キロに及ぶ土砂崩れに見舞われた。
 山が崩れたどころではなく、山脈全体が、大きな山塊が崩れ落ちたような写真がテレビ画面を流れるのを見て、地球は末期を迎えているのではないかと、背筋を冷たいものが走った。
 書くこと自体が恐ろしい。報道写真をそのまま掲げ記録に残しておく。

 
    

   
 

  
 
    


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