旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

慌ただしく過ぎゆく年

2012-11-30 17:44:05 | 時局雑感

 

 今年もあとひと月となった。例年12月は行事が重なり、ただただ慌ただしく過ぎゆくので、もう今年は終わったのかもしれない。

 12月2日(日)はミカン狩り。昨年も参加した行事で、これは楽しみにしている。あとは忘年会が打ち続く。すでに6会が予定されているが、まだいくつか入ってくるだろう。その間隙をぬって3つの検診がある。区の後期高齢者健康診断と、目の検診と歯の治療だ。この老いぼれの体をまだいじくろうとするのだ。加えて会社の雑事も多い。
 
 例年には無く突如現れたのが選挙だ。自分の当選の事ばかりを考えている政治家が、臆面もなく「自分が一番偉い! 自分に投票せよ」と叫びまくっている。何とも低劣な、うら悲しい品性だ。こんな品格しか持たない政治家に国の未来を託していいのかと、選挙の度に思う
 各紙の予想によれば、民主党の大敗北、自公政権の復活となりそうだが、これも又もの悲しい。あれだけ公約を破り、迷走すれば民主党の敗退はやむを得ないだろうが、あの自公政権に再び戻るとはあまりにもさびしい。第三極などは野合の繰り返しで、むしろ右傾化の動きが強く、清新な未来を指し示す政治の動きは、まだまだ先の事なのか?……

 いずれにせよ12月は、何が何だかわからないうちに終わりそうだ。今年はもう終わったとみるべきだろう。


不安が募る年末選挙

2012-11-28 16:30:49 | 政治経済

 

 年末というのは、やがて新年を迎える希望もあるが、無事に年が越せるのかなあ、とか、何か事件が起こることはないだろうか、など何となく不安な心に追われるものだ。その上今年は選挙の慌ただしさが加わって大きな不安が加わった。

 第一の不安は、石原前都知事、安倍自民党総裁、橋下大阪市長という右翼勢力が、臆面もなく日本の右傾化政策を叫びだしたことだ。曰く、「自衛隊は国防軍に」、「憲法を改悪して交戦権を持つ」(つまり軍隊を持ち戦争できるようにしよう、ということ)、「集団的自衛権の容認」、「核のシミュレーションをやれ」、「中国と戦争する覚悟をもって尖閣諸島を守れ」などなど。
 これらの発言は、30年前なら発言した閣僚の首が飛ぶような内容だ。それが声高に言われて、国民もマスコミもそれほどの反応もしない。このような考え方は、自民党はじめ日本の保守勢力の中には従来からあった思想と思われるが、第二次大戦の反省の中から生まれた戦後民主主義がこれを抑えてきていたのであろう。
 その戦後民主主義は消えてしまったのであろうか? 今回の選挙後、自民と維新が連合して政権を取るようなことになると最悪だ。これが第一の不安。

 第二の不安は、第三極の一方に小沢一郎の顔が見え隠れすることだ。ここにきて嘉田由紀子滋賀県知事が脱原発(本人は卒原発と言ってる)を旗印に「未来の党」を立ち上げた。嘉田知事の政治姿勢(新幹線行政や原発行政に対する反発など)は、民意の一つを反映するものとしてこれまで期待してきたが、どうもこの政党立ち上げの裏には小沢一郎の策略があると報じられており、その表れとして、小沢は自分の党を即時解党して未来の党に合流した。
 小沢率いる「生活」党は、脱原発、消費増税反対、TPP反対など、これまたかなり幅広い民意を代表している。ところがどうも小沢の本心とは思えず、「民意を得て政権に近づく」権力獲得の手段に見える。小沢には失礼かもしれないが、彼のこれまでの政治経歴から見てそう見られても仕方あるまい。どうせ第三極などといっても、民意を利用した勢力拡大党としか思えない。それにまた民意が騙されるのではないか? これが第二の不安。

 選挙の直前になって、結党…解党…野合を繰り返す政治家の姿は、とても国民のことを考えているとは思えず、見苦しいと言うしかなく、くれぐれも騙されないようにしたいものだ。


歌いつがれた日本の心・美しい言葉⑯ ・・・ 『たきび』 

2012-11-26 12:59:10 | 文化(音楽、絵画、映画)

 

 11月20日の記事で甲州街道のケヤキについて書いた。紅葉したケヤキは見る見るうちに葉を落して、街道は落ち葉で一杯だ。清掃するボランティアが組織されているほどだ。

 この時節になると自然に口ずさむ歌が『たきび』だ。わが家でも今の家に建て替えるまでは庭が少しは広かったので、よく焚き火をして焼き芋などを愉しんだ。子供やその仲間が喜んだものだ。
 この歌は、昭和16年JOAK(現NHK)のラジオ番組「幼児の時間」の依頼を受け、児童文学者で歌人の巽聖歌が作詞、それに作曲家の渡辺茂が曲をつけたもの。二人とも没後50年を経ておらず著作権が有効で、むやみに歌詞を掲載することはできない。
 しかしあえて歌詞を掲載することもあるまい。一度口ずさめば忘れることのできない歌詞が、リズミカルな曲に乗って浮かんでくるから。
 なんと言っても言葉の繰り返しがいい。「かきねのかきねの」と垣根が続き、その曲がり角で「たきびだたきびだ」と心躍る焚き火をやってる。
 焚き火にあたりたいけど子供たちは「道草を食ってはいけません」と親に言いつけられている。しかしあたりたい! 「あたろうかあたろうよ」という言葉のたたみ掛けに、子供たちの揺れる心が良く出ている。そして、やっぱりあたるのだ。なぜって北風が「ぴいぷう」吹いてるんだもの…。
 巽聖歌は岩手県紫波町の出身。上京後は中野区上高田に住み戦後は日野市と武蔵野に住み続けた。焚き火の落ち葉を提供してくれるケヤキを吹き抜ける北風の音を「ぴいぷう」と表現すところは、岩手から武蔵野に住み続けた巽聖歌ならではといえるであろう。

 この名歌もいろいろと受難の跡があるようだ。何と言っても生まれた昭和16年12月は、あの太平洋戦争の始まった時だ。日野市産業振興課の「巽聖歌の足跡を辿る」によれば、「放送は早々に打ち切られ、『たき火は敵の攻撃目標になる』などの理由で、その後も放送できなくなってしまった。戦後は教科書にとり上げられたが、今度は消防署から子供だけの焚き火は危険だとの指摘を受けて、付き添いの大人と水の入ったバケツの絵を添えるというアイデアでこれを凌いだ」とある。
 国の内外から攻撃目標になるほどの名歌であったと言うほかない。

  
          


楽しかった「MHL社創業期同窓会」

2012-11-24 10:49:43 | 時局雑感

 

 昨日書いたように、忘年会という同窓会の最初の集まりが昨夜あった。私の第二の人生の始まり、Mホーム社の金融子会社創業期の人たちの集まりだ。いろいろと都合があり7人しか集まれなかったが、集まった人はみんな元気で輝いていた。
 
 開業準備のために中途採用したTOさんが最年長、今年ご長男が大学を出て無事就職したという。創業の下支えをしてくれた人で、やがて子供ができて退職したが、「あの時お腹(なか)にいたお子さんが大学を出て就職したか!」と喜び合った。
 TUさんとYSさんは子育ての真っ最中で、いずれも小学生を抱えて奮闘しているようだ。いずれも母親としての風格を備えてきた。

   
   
   楽しい語らいが続く

 ITさんとYKさんはいずれも独身で頑張っている。それぞれの会社でかなり重要な地位の仕事をしているようだ。YKさんは人事採用の仕事のようで、「24年前私が採用した小娘が今や人を採用する仕事をしているか!」と感慨を新たにした。独身の二人に、「お子さんはいくつになったんだったっけ?」とかまをかけると、「小3と小1です」と平然としらを切っていた。
 女性群はいずれも、「輝ける熟女」の風情を漂わせていた。私の熟女という言葉には若干抵抗を示したようにも見えたが…。
 ひとり男性のY君は、現在名古屋に単身赴任して活躍中だ。週末は奥さんと子供の待つ東京に帰ってくるようで、今日も仕事を終えて名古屋からまずこの会に馳せ参じてくれた。

     
     ハイ 記念撮影です

 みんな元気で、過去の事から現在のことまで話は尽きず、制限時間を過ぎ何度も店員に催促されるまで腰をあげなかった。
 日本の現状は決して甘くない。それぞれに相応の問題も抱えているだろう。しかし、20数年を経てなお明るく生きようとしている姿を見て、私は心安らぐ思いで帰路についたのであった。

          


忘年会に名を借りた同窓会の季節

2012-11-23 11:24:10 | 時局雑感

 

 忘年会の季節がやってきた。別に年を忘れようとか、一年の名残を惜しもうとか言うのではない。昔なじみが何とか理由をつけて集まろうというわけだ。その理由づけとして忘年会と暑気払いは最も便利なものというワケだろう。要するに一杯飲んで騒ぎたいのだ。

 最初の職場であるM銀行は勤務が30年に及んだこともあり、同窓会の数も多い。同好の志の集まり、山の会、組合の会、最後の職場となった検査部融資の会などが、今月から12月にかけて打ち続く。それに兄弟や親戚関係も含まれてくる。
 その中の「同好会M」に至っては、12月を待ちきれず明日(24日)やるのだが、12月は12月で「第二次忘年会」を構えるという念の入れようだ。要するに集まって飲みたいので、その大義名分を忘年会に求めているのだ。忘年会の「第二次」というのに大義があるかは疑問であるが。

 その走りが第二の職場Mホームの集まりで今晩ある。もう20年以上前になるが、Mホームが新しく金融子会社を立ち上げる計画に参画した私が、立ち上げに臨んで採用した1期生から3期生ぐらいの人たちの集まりだ。当時20歳から22歳ぐらいで入社してきた若者も、40代半ばの熟年に達する。その成長ぶりを見るのが楽しみだ。
 ところで、外国にも忘年会などあるのだろうか? 同窓会もどんな形のものがあるのだろうか?


高知の酒

2012-11-21 14:20:56 | 

 

 高知県の酒蔵は現在18蔵で全国平均(約28)より少ないが、なかなかの名酒が多い。中でも『土佐鶴』、『司牡丹』、『酔鯨』は大手で、東京にも多く出回っている。しかしここでも、『南』や『亀泉』など小さい蔵がいい酒を造って、近時人気を博している。
 その中の一つ、「『久礼』という銘柄を醸す西岡酒造店を訪ねた。初日の宿『黒潮本陣』のある中土佐町久礼の蔵で、生産石数こそ数百石であるが純米酒比率80%を超え、土佐の酒らしいキリッとしたいい酒だ。自慢の「久礼 純米吟醸」は、使用米「吟の夢」、水は四万十川の伏流水だ。何と言っても高知県下で一番古い蔵で、創業は江戸中期の天明元(1781)年、230年の歴史を誇り、現西岡忠臣蔵元は10代目である。ご長男、杜氏さんともども出迎えてくれて歓待してくれた。

 
  
  230年の歴史を誇る蔵と、玄関の部屋構え

 もう一軒、空港近くの香南市赤川町にある『豊の梅』を造る高木酒造を訪ねた。会長さんが友人K君の高知大学同級生として親しく、私は初めて知った蔵であったが、これまた歓待を受けた。蔵が製造する酒11種類(含む梅酒)を総て並べて試飲させてくれたのには感動した。特別純米酒と純米吟醸が美味しく、高木会長も純米吟醸が好きだと言っていた。
 思いがけなかったのは、そのあと「絵金蔵」を案内してくれたことだ。絵師金蔵、略して絵金は、もとは土佐藩家老桐間家の御用を勤める狩野派の絵師で、赤間の町に定住し酒蔵をアトリエに絵を書いてきたという。初めて知った画家であったが、なかなかの美術館であった。

  
        ずらりと並んだ『豊の梅』
     
           絵金蔵 
                                  


季節の移ろいを教える甲州街道の欅(ケヤキ)

2012-11-20 16:56:50 | 時局雑感

 

 わが家から3,40メートルで甲州街道に出る。私は毎日その甲州街道を渡って京王線八幡山駅に向かい、職場に通い続けてきた。そして、甲州街道に続くケヤキ並木は、否応なく私に四季の移ろいを教えてくれた。
 冬のケヤキは、一枚の葉をつけることなくそそり立つ。ケヤキが最もその風格を示すのは、この枯れ木のごとき姿ではないか。春、一番早く芽吹くのがケヤキの先端だ。柔らかい薄緑はたとえようもなく美しい。それは瞬く間に緑を増し、初夏から夏にかけて濃い緑となって生い茂る。道行く人を強い直射日光から守ってくれるその繁みも、秋の深まりにつれて役目を終えたように紅葉して散ってゆく…。

 春の芽吹きの美しさが昨日のことのように思えたが、早くもケヤキ並木は紅葉に染まっている。そういえば、一昨日の東京には木枯らし1号が吹いたのだ。

  
     
      2012年11月10日 正午撮影


                             
                              
                   


『鰹乃国の湯宿“黒潮本陣”』の料理

2012-11-19 12:39:42 | 

 

 今や人気のお宿といわれる『黒潮本陣』に触れたついでに、その夜に食べた料理についても記しておこう。3時間近くをかけて食べた料理は以下の通り。

      
    料理長のお品書
    
 「前菜」(海老の玄米揚げ、茄子煮浸し、蕪旨煮、いんげん、紅葉人参)に続いて、伊勢海老、目鉢鮪、平目の「御造り」を経て、「黒潮名物」として“鰹わら焼きタタキ”が出た。昼間に大正町市場でたっぷり食べたが、これはまた美味しくいくらでも食べられた。

   
    
     ご自慢の鰹のタタキ

 「蒸物」(四万十鰻の蒸し寿司、絹かつぎ、銀杏など)、「油物」(鱧の天麩羅、南瓜、海老煎餅など)が続いた後、「温物」として“金目鯛の土佐ジロー玉子とじ”が出た。これはおいしかった! 鰹のタタキと並んでこの湯宿の名物料理ではないか。

  左上が「油物」、右下が四万十鰻などの「蒸物」
  
      金目鯛の土佐ジロー玉子とし

 次の「御飯」の米は「四万十川源流大野見産ひのひかり」、それに多種のおしんこ類が出てきたがその中の「カラヤン」という味噌がおいしかった。かの名指揮者とは関係ないらしいが、ご飯にかけて食べる味が忘れられず、以降2日間、四万十川流域の道の駅や高知市内で探したが、ついに同等のものを見つけることはできなかった。黒潮本陣の特産か? 
 最後の「水物」(柚子ゼリー、豆乳葛餅)も含め、いやあ~大満足でした。

  
   地元の銘酒「純米吟醸久礼」と、くつろぐK君


印象深い中土佐町久礼 … 大正町市場、旅館『黒潮本陣』など

2012-11-17 13:21:39 | 

 

 高知の旅を書き綴ってきたが、その目玉の一つして設定したのが、初日の「中土佐町久礼」とその日の宿『黒潮本陣』であった。
 空港から近くの高木酒造(別項で記す)に立ち寄り、そこからまっすぐ中土佐町久礼に向かった。土佐湾に面する中土佐は「土佐の一本釣りの町」として有名。中でも目指すは、明治時代から地元の台所として愛され続けてきたという『久礼大正町市場』…、われわれは市場の中の食堂で昼食をとろうというわけだ。
 ウィークデーの午後一時過ぎということもあり、やや閑散としていたが、30軒ばかりの店が連なり新鮮な魚介が並んでいた。その一軒で鰹やアジなどを注文すると目の前で刺身にしてくれて、向かいの食堂で食べさせてくれる。ちゃんとご飯とみそ汁、おしんこを添えて。
 これは美味しかった。筆舌に尽くしがたい、とはこのことであろう。

  
        
   
   手ごろな値段で豪華な昼食

 新鮮な刺身をたっぷり食べて、近くの漁港から美しい海を眺め、黒潮本陣に向かう。この旅館は久礼港の高台に位置し、和室部屋全11室はすべて太平洋を見下ろす造り。ゆったりとした部屋の内風呂からも海が見える。
 有名なのは大風呂と露天風呂で、露天風呂は海水が汲み上げられた「汐湯風呂」。われわれは明るいうちに着いて、自慢の露天風呂にゆっくり浸かりながら太平洋を眺めつくした。夜は地元西岡酒造の純米吟醸「久礼」で、これまた自慢の土佐料理をたっぷりと味わった。

                 
   
  
   小島の頂上の灯台の灯がともった瞬間! 
                
       いすれも宿泊した部屋からの眺望

   
     『鰹乃国の湯宿“黒潮本陣”』   

 


慌ただしくなった政局 … 声高な保守化の動きを憂う

2012-11-16 15:05:26 | 政治経済

 

 政局はついに“民主党政権崩壊”の時を迎えようとしている。3年前に多くの期待を受けて発足した民主党政権は、早くも潰え去ろうとしている。半世紀に及ぶ自民党支配に見切りをつけて、国民は民主党政権に多くの期待を寄せた。しかし当初の公約の多くをかなぐり捨てて、保守政権多年の夢であった消費税増税の先陣を切るようでは、国民に見放されても仕方あるまい。

 恐ろしいのは、その間隙をぬって保守化の動きが勢いを増していることだ。
 自民党政治の総仕上げのような小泉・竹中路線(いわゆる新自由主義思想に基づく政治)で、日本が戦後築き上げた分厚い中間層は一挙に貧困化し、格差の拡大を伴って国民の生活基盤は揺らいだ。国民はすがる思いで、民主党にリベラルな政治を期待した。
 ところが、民主党は自民党と変わらなかった。リベラル色はかなぐり捨てられ保守に帰った。いや、それどころではない。自民党の保守勢力は民主党の自壊に自信を持ち、むしろその間隙をぬって本来の保守の牙をむき出しにしてきた感がある。
 安倍総裁の改憲論、石破幹事長の集団的自衛権論、海兵隊装備論、はては、第三極を語りながら結集を図ろうとする石原、平沼、橋下の右翼連合……。
 それらの火を煽っているのが中国だ。中国には申し訳ないが、私は中国は資本主義や民主主義を十分体験してない、それ以前の遅れた段階にあると思っている。外国企業の破壊や略奪を公然と行うような国だ。そのような国に煽られて、「軍備を強化せよ」、「海兵隊を創設せよ」などと叫ぶような人を、平和憲法下の日本の指導者としていいのか? 海兵隊などというものは、戦時における相手国への殴り込み部隊のことだ。かなり不穏な空気が日本をおおっているといえるのではないか。

 アメリカも、オバマが勝つには勝ったが支持率ではかなり共和党に詰められた。政治、経済あらゆる分野の行き詰まりが、むしろ保守化の動きを強めている。諸課題の解決は、国民本位に、つまりリベラルな方向で解決さるべきが歴史の前進と思ってきたが、逆に保守化、中央集権化、絶対主義化の方向に向かおうとしている。来るべき選挙で、国民はいずれの道を選ぶのだろうか?


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