旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

元気はつらつ! 孫遥人の運動会

2019-10-31 13:46:45 | スポーツ


 早いもので、今年もまた孫の運動会がやってきた。妻と娘と連れ立って応援に参じた。
 孫の遥人は既に4歳になっているが、学年的には3歳児に属する。学年の始まりである4月時点では未だ3歳児であるからだ。5月には誕生を迎えて4歳となったが、他の子も10月時点では半分は4歳児であろう。何を演じるのか楽しみに参加した。
 昨年も書いたが、先生方のご苦労のたまものか、幼児教育の進化か、保育園児にしてはかなり高度な演技を次々と披露する。0歳児(実質は1歳児?)の演技(ハイハイして小山を越え、待ってる保護者とスキップし、最後は高い高いをされてゴールイン)など、見ていて涙が出るくらいだ。
 3歳児からは徒競走(かけっこ)が始まり、ダンスや、先生を追っかける玉入れなど多彩だ。元気な遥人の姿を掲げておく。


 
   3人一組でかけっこ
    
       「ヨーイ、ドン」 見事なスタートで、ダントツ一等賞
      
      勇躍退場していきました(足が良く上がっています)

 
      ダンスもありました
 
   椅子体操に元気に登場
    
    いろんな演技を、見事に演じました

  
 出番を待つまでキチンと座っていることもできるようになりました

 


三浦按針(ウィリアム・アダムス)400回忌法要に参加

2019-10-29 16:38:41 | 文化(音楽、絵画、映画)


 このところいろいろな行事が重なった。三浦按針の法要、孫の運動会、「龍力」本田会長を偲ぶ会……。
 先ずは、三浦按針の400回忌から。なぜこの法要に参加することになったか? この法要は按針が領主であった横須賀市逸見で行われたが、実は三浦按針ことウィリアム・アダムスは、私のふるさと大分県臼杵市の佐志生という漁村に流れ着いたのである。
 時に西暦1600年のこと。爾来、アダムスは徳川家康に抱えられ、三浦半島逸見村の領主となり、合わせて家康の外交顧問として約20年にわたり日本のために働いたのである。臼杵との縁が深いことから、逸見出身の友人が法要に誘ってくれたのである。
 まず驚いたことは、この法要が逸見挙げての、いや横須賀市挙げての、大変盛大な行事として行われていたことである。400回忌ともなれば最早お祭りで、出店が打ち続きステージが構えられて、ジャズ演奏家らフラダンスまで行われていた。法要には、徳川本家18代ご夫妻から横須賀市長始め、有力者の参列の下に厳粛に行われていたし、その様相は、ウィリアム・アダムスという青い目の領主が、いかに地元の人々に慕われていたかを示していた。
 ウィリアム・アダムスとしては、故国イギリスへの望郷の念断ちがたかったと言われながらも、三浦按針として領民のために残る生涯を投げ打ったのであろう。その生涯を、「家康とアダムス」として大河ドラマ化する運動が起こっている。何とかこれを実現したいものである。

   
   キャラクター人形「按針さま」


日本ラグビー、スコットランドに勝って8強入り

2019-10-14 13:47:16 | スポーツ


 何も言うことはない。この日(2019年10月13日)を、これまで勝ったことのなかった(9敗)アイルランドへの勝利に続いて、これまたこれまで1勝しかしてなかった(10敗)スコットランドへ4トライを挙げて勝ち(28対21)、日本ラグビーの歴史を変えた日として、書き残しておく。

 


第一回「純米酒を楽しむ会」(続き)

2019-10-12 11:17:37 | 

 

 この会を立ち上げた背景は二つある。一つは、純米酒フェスティバルの延長で「いろいろな美味しい酒を楽しく飲みたい」ということであり、もう一つは、「折角だから酒の勉強もしたい」と言うことだ。それを受けて、小規模でも特色を生かした会にしたいと、①せめて数銘柄から10銘柄は出品する。②全2時間半の設定で、最初の30分「お酒の話」の時間を設ける、こととした。
 こうして、今回は前述した9銘柄をそろえ、1銘柄(梵)を ブースに、他の8銘柄を3本ずつ調達して、12名で囲む3テーブルに平等に配置した。当初はかなり余るのではないかと思ったが、アンケートの結果は「適量」と言う回答が多く、ほぼ満足を頂いたようだ。
「お酒の話」について、私が「日本民族の酒、純米酒を求めて」と題して、酒の戦後史に触れながら日本酒の現況を話した。即ち、戦中の米不足を補うため満州でアル添三増酒が生まれたこと、それが戦後の日本を席巻したが、やがて本物を求める時代の到来でアル添三増酒が激減、代わりに本来の日本酒である純米酒が台頭、現在は日本酒全量の22%を占めるに至り、多種多様な美味しい酒が生まれてきたこと、等々である。
 もし今後も続けることになれば、日本酒の種類、その選び方、美味しい飲み方、など各論を続けるつもりだ。しかし、このような話を参加者は果たして望むのだろうか? 能書きなどどうでもよい、酒だけ飲ませろ、というのが本音ではあるまいか? アンケートを見ると、回答者34名中未記入一人を除く33名が「今後も聞きたい」と答えている。しかしこれは、にわかに信じがたい。「今後も聞きたいが短めに」という注文者3名を含め、大半は無理した「お付き合い回答」ではないか? さてどうしたものか?
 今後に課せられた課題は多い。近いうちに開く反省会で、次回開催の是非を含め議論を深めよう。

        
  
         とにかく楽しく飲みました
 
      
        『梵』の加藤蔵元に、一人ずつ名刺を頂き大喜び

 
 おすまし記念撮影もありました。右端は加藤蔵元
 左端は、多くの要望に応え一曲歌った、バスバリトン歌手大澤恒夫氏

  
   


みんな喜んでくれた第一回「純米酒を楽しむ会」(仮称)

2019-10-08 17:41:42 | 

 

 長く親しまれてきた「純米酒フェスティバル」が廃止になって、私の周囲の顧客から「酒の会を開いてくれ」という要望が続いていたことは既に触れた。84歳の私にとっては重たい仕事であるだけに渋っていたが、周囲の声に背中を押されてようやく立ち上げた会を、去る6日に池袋で開いた。
 定員40名、出品銘柄9銘柄という小じんまりした会であったが、出品酒の一つ『梵』の加藤吉平商店さんがブースを開いてくれ、加藤蔵元ご自身が、5種(各2本)に及ぶ当社最高品種(いずれも純米大吟醸で、「夢は正夢」「日本の翼」「特撰」「GOLD」それに「生酒」)を振舞ってくれたこともあって、大変盛り上がった楽しい会になった。加藤蔵元からも、「こんなに盛り上がった会も珍しい」とお褒めの言葉もいただいた。

 出品銘柄は、私の独断で選んだもので、北から『陸奥八仙』、『天の戸』、『大七』、『作』、『菊姫』、『梵』(前述)、『龍力』、『獺祭』、『七田』の9銘柄。『梵』を除いた8銘柄は主として純米吟醸、特別純米だが、山廃や生酛、ひやおろし各純米酒なども含み、多彩な品種を選んだつもりだ。これら8銘柄を各3本(計24本)、前述の『梵』10本を加えて四合瓶34本を、『なだ万』の「おつまみ弁当」を肴に40人で飲んだ。「ブースの酒がこんなに出るとは思わなかった」と、加藤蔵元が驚くほどよく飲んだ。
 最後にアンケート採ると、世話人4人を除く36人中34名が回答をくれて、うち33名が「次回も参加したい」と答えてくれた。これは、オベンンチャラ回答を含むとしても、かなり高い参加意欲を示している。私は、あわよくばこれで打ち止めにしたいとも思っていたのであるが、どうもこれは引き下がれなくなったのかもしれない。(続く)

   
               

  
     『梵』の加藤蔵元と語り合う
   
    
       仲間同士で楽しむ  



      


孫遥人に囲碁の手ほどきをする

2019-10-05 10:48:40 | 文化(音楽、絵画、映画)


 孫の遥人が、4歳と4か月を過ぎた。我が家に来ても走り回っているのを見ると、どうも体育会系のようであるが、そろそろもの心もついてきたようなので、囲碁、将棋や百人一首等、日本文化の香りも嗅がせたい、と思っていた。息子夫婦もそのようなことを感じていたようなので、早速日本棋院に出かけ、9路盤と13路盤の裏表囲碁セットを買ってきた。
 女房の誕生祝に我が家に来たので、早速見せると、興味ありげに碁石をいじくる。五つの囲碁ルールの第一の碁石を「打つ位置」と第二の「交互に打つ」ことを教えると、大方は分かったようだ。次に何を争うのかを理解しなければならない。白黒交互に打ちながら場所を取り合う…、そしてその場所の広い方が勝ちなのだと石を並べながら教えるが、これは簡単には分からない。
 10分もすると飽きてきて、他の遊びに移ったが(と言っても、殆どはウルトラマンの真似事だが)、ただ、石を打つ構えだけは相当なものだった。写真の通り斜(はす)に構えて、左手を腰に当てて右手を伸ばして打ち込んできた。この精神なら、いつの日か興味をもって囲碁のとりこになるかもしれない。
 ただ、本来の囲碁を打つ姿勢は、正座して、互いに一礼して打ち始めなければならない。私の姿勢も猫背であり、背筋を伸ばして正座することから始める碁の精神を教えるのは、もう少し時間がかかりそうである。

     
      遥人のこの構えは迫力あるなあ~
     


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