旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

国家指導者の判断ミスと安倍国葬問題

2022-09-21 14:37:44 | 政治経済



 安倍国葬問題で国全体が揺れている。
 そもそもの起こりは、参院選の勝利に酔って、思い付き的に、軽率に決めた岸田首相の判断ミスにあったのではないか? 安倍政治は、その経済政策(アベノミクス)にしても安保政策など政治姿勢にしても国論を二分していた。特に、当面の問題である旧統一教会問題では、岸信介氏に始まる岸・安倍一族の深いかかわりは自明のこととされている。
 とても国を挙げて評価し、国葬をもって葬ることに国論を統一するには無理があった。従って、日を追って国葬反対の世論は高まり、17,18日行われた毎日新聞の世論調査では、反対が62%に達している。(賛成はわずか27%〉 そしてついには、国葬に抗議して焼身自殺する人まで出たのである。
 折しも行われたエリザベス女王の国葬の模様が伝えられたが、その規模と荘厳さに圧倒された。恐らく強行されるであろう安倍国葬は、一層惨めに映るのではないか?
 国の指導者の判断力…、これほど重要なものはない。

 


中秋の名月

2022-09-11 13:23:42 | 時局雑感



 昨夜は中秋の名月。一年で一番美しい月、とされている。
 日本人は月が好きである。新月から満月に至さまざまな月を愛でてきた。山の端にかかる月、春の朧月、天心に冴えわたる月…、時々の月を謳ってきた。中でも、9月の夜空に輝く中秋の名月を、一つの行事として迎えてきた。
 外国には月を愛でる風習はないのだろうか? ナイヤガラ瀑布を照らす月や、ブルージュの尖塔にかかる月は美しかった記憶があるが。
 このところ、雲の多い日が続いたが、昨夜は神の恵みかよく晴れた。わたしも人並みに、何枚かカメラに収めた。

   


 
    


  
  失敗したのではない。どんな顔しているか隅から覗かせたのだ


広島カープ快勝——同一カード三連続完封勝利!

2022-09-05 14:40:27 | スポーツ



 広島カープが、地元広島球場で、横浜DeNAを相手に3試合連続無失点勝利という偉業を成し遂げた。9月2日の第一試合は、しばらく戦列を離れていたエース大瀬良が7回無失点、続く3日は遠藤が同じく7回を完封、昨日4日は玉村が6回を封じ、救援陣も頑張りぬいての結果であった。地元で、同一カード無失点三連覇は52年ぶりの快挙ということだ。
 打線も頑張って、2対0、4対0、7対0と尻上がりに好調だ。最後の7点は、カープの将来を背負う5番坂倉の、7回ダメ押しの満塁ホームランによるものだ。当初ローテーション入りしていなかった遠藤、玉村両投手の台頭も含め、楽しみな材料だ。
 それにしても野球の神様は粋な取り計らいをするものだ。阪神に三連敗して最下位転落に向かっていた弱い広島に、「もう野球などやめた」と言わせないためにプレゼントを与えたのだ。しかもその犠牲となった相手には、現時点で最強の、首位を伺う横浜DeNAを充てたのだ。このチームは、少々の犠牲を強いられても、弱音などはかない強いチームであることを知っているのだろう。
 さてカープは、このプレゼントをいかに生かすか?

  
  昨夜、13号満塁ホームランを放った坂倉


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