旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

全てが壊れつつある…

2022-10-30 20:51:57 | 時局雑感



 全てが壊れつつあるような気がする毎日である。
 インターネットの受信エラーが続く。パソコンが壊れたのではないか? それとも私の作業が悪いのか? 何かうまくいかない。
 顧問を務めている会社にも、ゴタゴタが起こり、何かうまくいかない。下手をすると会社が壊れるのではないかと不安がよぎる。
 そお言う自分が、一番壊れつつあると感じる。視力0.1~0.2、足はふらつき、階段は手すりにつかまらねば昇降できない。特に悪いところはなく、食欲在り、酒も毎日2合弱を飲んではいるが、自分の体が着実に壊れていく実感を否めない。
 何よりも、日本が壊れつつあるのではないか? バブル崩壊(1990年)以降32年、GDP(含む一人当たりGDP)、労働者賃金など全く伸びていない。他国はそれなりに伸びているので、当時(1990年頃)世界二位であった一人当たりGDP,、教育水準、技術水準などは、今や20位以下に下がっている。お隣の韓国にも負けている。
 日本は壊れつつあるのではないか?

 自ら壊れつつある自分に、それを心配する力はない。秋を代表する酒、ひやおろしでも飲むか……


             
             『東力士』秋旨純米ひやおろし    

 


気になる中国の動向

2022-10-23 17:09:57 | 政治経済



 中国で5年に一度の共産党大会が開かれ、共産党の一党独裁が強化され、周近平氏への権力集中が強められたようだ。よその国の有様に、口を出す資格もないしそのつもりもないが、海を隔てているとはいえ隣の大国であるだけに、その独裁体制の強化はいささか気になる。
 事実、台湾併合のためには武力行使も辞さない、とか、東シナ海や南シナ海に力による現状変更と言える覇権行為が行われている。
 人類は幾多の試練の後、民主主義的共和体制という体制に到達している。多様な価値観を持つ人々が、共同して生活を営む一つの叡智であろう。中国はその道とは真っ向から異なる国に進もうとしているかに見える。しかもそれは、核兵器を持つ14億人を擁する大国で、日本の隣りに位置している。他人ごととして片づけるわけにはいかない。
 それにしても、14億の民は、何を考えているのだろうか?

 

 

 


消えてゆく“もの思う秋”

2022-10-16 11:40:27 | 時局雑感



 昔は、秋はもっと長かったように思う。
 秋来ぬと目には定かに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる
と詠われたように、秋はずっと前から来て、長い時間を与えてくれた。その間、歌人は歌をよみ、人はそれぞれ物を思った。
 その秋は、今年は来なかった。猛暑の夏から一挙に冬が来た。人が物を思う時間はなかったが、日本人が考えなければならない事は限りなくある。
・自然災害(含む人災)、気象変動、二酸化炭素……
・ロシアのウクライナ侵攻、中国の覇権行動、北朝鮮の核問題……
・円高(国力低下)、物価高と低賃金、日銀金融政策とその出口……
・統一教会、頻発する事故、世事一般……

 物思う秋までも失ったが、日本は大丈夫か……

 



           


暗い世相の中での明るいニュース…村上、大谷、若田、松木琉森(るいしん)君

2022-10-08 13:22:15 | 時局雑感



 暗いニュースばかりが流れる中で、超明るいニュースを四つ。

・村上選手(ヤクルト22歳歳)王貞治を超える。
 セリーグの覇者ヤクルトの主軸村上が、56号本塁打を放って王さんを超えた。しかも、55号を打って新記録に王手をかけて、十数試合出なかった本塁打を、最終戦の最終打席で打ったのだ。神のなせる業(わざ)としか言いようがない。併せて取った三冠王のタイトルも、影薄くさえ見える。
・大谷選手(エンジェルス28歳)ベーブ・ルースを超える。
 海を越えた米メジャーリーグでは、大谷選手が、これまた最終戦で規定投球回数に達し、すでに達していた規定打席数と共に、投打二部門達成というメジャー初の偉業を達成した。また、「勝利投手・本塁打数共に二桁」というベーブ・ルースの記録を104年ぶりに超えており、日本の若者がアメリカ球史を塗り替えている。
・若田宇宙飛行士(59歳)、5回目の宇宙飛行士として勤務につく
 活躍するのは若者ばかりではない。59歳の若田光一さんが、日本人としては初の、5回目の宇宙飛行士として宇宙船の勤務(約半年)についた。卓抜した知識と技術、極限生活を生き抜く精神力と協調性など、豊かな人間性が求められる仕事だ。余人をもって代えられないのだろう。
・松木琉森君(杉並区堀之内小2年8歳)、バドミントン全国小学生AB大会で優勝
 超若者の活躍を紹介する。私の三井銀行時代から60年に及ぶ親友松木幹治君の孫、琉森君が、バドミントン全国大会の「小学校低学年(1,2年生)の部」で優勝した。全国全県から集まった49人のトーナメントを勝ち抜き優勝杯を手にした。日本のバドミントンはオリンピックや世界選手権でメダルを競う地位にある。日本一は世界一に通じる。並のことではない。

 
 カップと賞状を掲げインタビューに答える琉森君

  
  本人抜き祝勝会で資料を広げ喜ぶ松木幹治おじいちゃん

 


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