旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

雨の有難さ

2009-01-31 13:00:23 | 時局雑感

 このところ雨が続いている。今は日がさしてきたが、今朝も雨の音で目を覚ました。昔だったらこれは雪であったのだろうか・・・?

 中国を訪ねたO氏が、次のようなメールを送ってきた。

「北京から河北省保定市を訪ねたが、スモッグに覆われ太陽の光は薄く視界は悪い。大地に緑はなく枯れ果てている感じ。東京に着いたら雨が降っていたが、いつもはイヤだなと思う雨を、こんなに有難いと思ったことはなかった・・・。」

 日本の冬も乾燥した日が続く。しかし、少なくなったとはいえ都内でも常緑の木々は多く、周期をおいて雨の日が訪ねてくれる。O氏の送ってくれた写真を見て、スモッグに覆われた光景に昭和40年代の日本を思い出したが、現在の東京にそのような姿はない。これまた中国から押し寄せる黄砂の影響で時おり視界が落ちる程度で、人工的なスモッグによる殺伐とした空気は、今の東京にはほとんど見当たらなくなった。
 言われてみると、このところの雨で木々の緑は輝き、しっとりとした落ち着きをとり戻しているようだ。わが庭の梅も今が盛りだ(写真)。

 「水を遣らなければ、と思っていたが、これで庭の木も喜んでるわ」とワイフもつぶやいていた。
 日本にいると気がつかないが、本当に「雨は有難い」のだ。

 中国は今、日本の高度成長時代の後を追っている。定期的な降雨どころか、砂漠化や将来的な水不足問題も指摘されている。折りしも吹き荒れる世界同時不況をどう乗り越えていくのか、という問題とも絡み、この大国の動向には興味の尽きないものがある。
                            
 


悲しき日本酒

2009-01-28 15:05:29 | 

  ある結婚式に出席した感想を一つ。
 
その結婚式場は、その地にあってはトップクラスで、建物の雰囲気、式の進行、暖かい対応と豊富な催しなど、不満な点はほとんどなかった。中でもフランス料理のフルコースを主体にした料理はどれも美味しく素晴らしかった。
 
ただ、お酒についてだけ一言・・・。
 それは、そこに置かれてある日本酒の貧しさのこと。

  雰囲気は洋風、料理はフランス料理主体であるので、私もウェルカムパーティではギネスのスタウトを飲み、会食になると白、赤のワインを飲みつづけた。
 キャビアが添えられた「タラバガニとアボガドのサラダ」とか、「フランス産フォアグラと鴨のロースト」など、美味しいワインが実によくマッチした。
 しかし次に出てきた「サツマイモのスープ」(これは驚くほど美味しかった!)あたりから日本の匂いが漂いはじめ、イタリアンソースかけとはいえ「きんめ鯛のソテー」あたりになると日本酒が欲しくなった。メインディッシュの「上州牛フィレ肉のグリル」ともなれば、赤ワインでももちろん美味しいが、酸味の利いた「純米酒無濾過生原酒」あたりがピッタシ合うことを何度も経験している。
 そもそもフランス料理といっても、日本で食べるものは半分は日本料理だ。素材はもちろん味付けも「日本人の口に合ったフランス料理」といって過言ではない。とすれば、なにもワインだけがいいとはいえない。ワインもいいが、それらに合う日本酒もたくさんある。純米酒を中心にした近時の「日本酒の多様化」は、それらに応えうる十分な種類を整えてきた。
 私は、ワインを注ごうとするウェイトレスに「日本酒はないか」と問うと「あります」と言うので、「日本酒のワインリストを見せてくれ」と頼んだ。しばらくしてそのウェイトレスが、一合瓶を手に現れて「スミマセン、この一種類しかありません」と、実に申し訳なさそうに言う。彼女は、リストを求める私に対し一種類しかないことを詫びたのであろうが、その酒は、まさに「申し訳なく思う」にふさわしい酒であった。その地の酒ではあったが、アルコール添加の普通酒で、とても飲めたものではない酒であった。
 これだけの美味しい料理を作るのに、なぜ純米酒や吟醸酒を揃えないのか?

  日本酒はかくも悲しい。日本で開かれるパーティでありながら、乾杯の酒はシャンパンかウィスキーの水割りかビールだ。ワインは多種類おかれているが、日本酒は一種類でその選別もほとんどなされていないと思われる。
 決して他国の酒に負けない素晴らしい日本酒がたくさん生まれているにもかかわらずである。
 日本酒をとりまくエレジーはいつまで続くのであろうか?・・・
                            


「『ダメな酒の本』を書いてくれ」

2009-01-24 15:55:51 | 

 「八の会」という年に一回ぐらい集まって飲む会がある。私は途中から加わったのだが十数年前からやっている会だ。技術屋さんが中心で、以前は情報交換と研鑽の場であったのだろうが、いまや第一線を退いた人が大半であるので、単に飲んで楽しむ会となったのであろう。
 実に味わい深い人たちばかりだ。特に門外漢の私には、技術屋という人たちの、独特のもののとらえ方が面白く、毎年参加させてもらっている。

 昨夜の会でも、隣りにいたH氏から突如「首藤さん、美味しい酒のことばかり書かないで『ダメな酒の本』を書いてくださいよ。それの方が参考になりますよ」と言われた。
 そういえば、酒の本は『名酒めぐり』的な本がほとんどだ。自分自身を省みても、あちこちまわり美味しくない酒もずいぶん飲むが、それらは無視して美味しい酒についてばかり書いている。この姿勢は甘っちょろいのかもしれない。特に技術屋から見れば物足りないのだろう。
 とはいえ、美味しくない酒について書くには、その酒を探して歩いて飲まねばならない。それも因果なものだ。しかもそこに書き連ねた蔵や関係者からは恨まれるであろう。それよりも、私は酒にも多様性を求め続けてきたし、それぞれの個性を重視したいと常に思っている。少々老(ひ)ねた酒でも、合わせる食によってはかえって美味しい場合すらある。
 なかなか「これはダメな酒」と断じるのは難しい。それが甘いのであろうが、しかし、納豆でもくさやでも好きな人には堪らないのだ。
 「月夜の夜以外は出歩かない覚悟で書きますか」とは言ってみたもの、実際に書くのはかなり難しいと思われた。しかし、酒文化発展のためにはそのような本は必要だろう。
 なによりも、飲み屋でダメな酒に出会ったら「この酒はダメだ」という意思表示だけはしよう、と参加者にお願いした。少なくとも銘柄も確かめないで飲むことだけは止めよう、と話し合ったのだが・・・

 それにつけても、ワインのようにボトルの提示とテイスティングを経た上で呑むかどうかを決めるという飲む人の主体性は、酒文化には絶対に必要なことであろう。
                            
                           


新しいアメリカに期待する--オバマ大統領の就任演説にふれて

2009-01-23 10:25:18 | 政治経済

 初めての黒人大統領就任という世界史的セレモニーの興奮もようやく収まってきた。そこで、改めて「新しいアメリカ」の出発に期待し、アメリカがよい国になってほしい、という願いを新たにする。

 オバマ大統領の就任演説については様々な意見があり、中には名文句もなく物足りなかったという意見すらある。しかし選挙中でもあるまいし、スローガンを連呼し扇動的な言辞ばかりを振り回す場ではあるまい。むしろそのような、独り歩きするかもしれない言葉を避けて、アメリが直面している事態と進むべき道を、分かりやすく正確に語りかけた大統領の頭のよさに敬服した。
 私としては、たくさんの学ぶべき点があったが、次の2点が明確にされただけでも十分なものを感じた。

 先ず第一点は経済問題について。
 「家は失われ、仕事は奪われ、企業は破綻した。健康保険はコストがかかりすぎ、多くの学校は荒廃している。これらは危機の指標だ」と現実に触れ、その根源である経済について、「経済は一部の人々の強欲と無責任の結果として、ひどくぜい弱になった。それは、国家を新しい時代に準備してこなかった集団的な失敗でもある」と、これまで進められてきた新自由主義を断罪している。
 そして後半において、「市場に対する監視の目がなければ、市場が制御不能に陥ることを思い出させた」と新自由主義からの方向転換を指し示した。

 第二点は、新しい外交指針について。
 「われわれは責任を持ってイラクを同国民に返し、アフガニスタンの平和のために努力する。旧友やかつての敵と手を携え、核の脅威削減、地球温暖化問題に取り組んでいきたい。」とイラク撤退、核兵器の削減、温暖化問題取り組みなどを明確に述べて、これまでのブッシュ政権がとった単独覇権主義からの方向転換を示した。
 アメリカが力の政策から対話路線に転じて全世界の問題に対応していくならば、困難が多いことは当然であるが、長期的には、世界は必ず良い方向に向かうと信じる。(以上引用は、1月21日付日経新聞夕刊2面「就任演説の内容」より)

 わずか20分の演説で、この2点だけを明確にしただけでも私は十分だと思っている。そして最後に、「われわれがこの困難から逃げることなく立ち向かい、建国以来育ててきた自由という偉大な贈り物を前進させ、次世代に安全に送り届けた、と後世の人々に語り継がれるよう努力をしよう」と、格調高く呼びかけるあたりは、まさに名演説というにふさわしいと思う。
                            


二十四節気の酒--大寒

2009-01-20 22:00:52 | 

 今日は暦の上で大寒である。
 冬至を過ぎ、小寒を経て大寒に至る。日々寒さを増す時節、まさに向寒の候である。㈱アイティ-ビ-の『言の葉草(ことのはぐさ)』によれば、大寒のことを「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と記してある。

 昨日の東京は暖かく、4月なみの陽気であったが、今日は平年どおりに戻り、明日からまた寒くなると言う。毎年の経験からしても、大寒から2月の上旬ぐらいまでが一番寒いように思える。テレビもしきりに寒さに気をつけ、風邪とくにインフルエンザに注意せよと警告している。

 さてこの季節の酒はなんと言っても燗酒である。特に鍋をつつきながらほどよい温度の燗酒を飲みたい。それも山廃純米、生もと純米の燗酒がいい。
 そういうと、すぐ頭に浮かぶのが「田酒山廃純米」(青森)と「大七生もと」(福島)だ。なかでも田酒は、燗酒人気で長く断トツトップを誇っている。吟醸や本醸造ではいろんな酒が上位を争うが、純米酒となると田酒が出てくる。特に燗酒の部では断然強い。なにか言い知れぬ特別な強みを持っているとしか言いようがない。私も最後に田酒の燗酒を飲みたいだけの理由で、それを置いてある飲み屋に行くことが度々ある。
 田酒の由来は、田は米を作る田んぼのことであり、いわゆる米を意味し、米の酒と言う意味だと蔵元西田酒造店のホームページにも書いてある。米の酒--日本酒そのものだ。日本酒特有の飲み方である燗酒に合うはずだ。日本酒度プラス2~3くらいでほど良い甘さを保ち、酸度1.6の酸味もいい。こだわり続けている地元米「華吹雪」の味が燗に生きる。

 さてそれと食べる「鍋料理」は何か・・・。日本に鍋料理はどのくらいいあるのだろう。どこに行っても鍋料理はある。石狩鍋、きりたんぽ鍋、牡蠣鍋、ちゃんこ鍋、寄せ鍋・・・とキリがない。
 どれも美味しいが、酒の相手、特に造りのしっかりした山廃純米の燗酒の相手は、あまりごちゃごちゃしない「湯豆腐」がいい。豆腐と少々の青菜に鱈(たら)の切り身一切れだけ。香味はわが故郷の「かぼす」、それをつつきながら42度ぐらいに燗をした田酒山廃純米をゆっくり飲みたい。
 大寒の酒はこれに限る。
                             


スウェーデンの「福祉」思想

2009-01-19 20:47:44 | 政治経済

 「米欧亜回覧の会」のスウェーデン部会について書いたついでに、スウェーデンの福祉について、その考え方について触れておく。
 集会でもしきりに語られたところであるが、一般にはスウェーデンを「福祉国家」と呼んでいる。
 しかし、スウェーデンは福祉国家なのか?
 08年12月31日付本ブログで紹介した『貧困にあえぐ国ニッポンと 貧困をなくした国スウェーデン』によれば、著者竹崎孜氏は、「スウェーデンは福祉国家ではない。貧困をなくした生活国家、生活大国だ」と書いている。
 これはどういう意味か?

 福祉というのは、貧困を救う手立てのことであろう。貧困が多いほど多大な福祉を必要とする。一方で貧困が拡大すれば、片方でそれを補うための多大な福祉を必要とする。スウェーデンはそんな国ではない。むしろ、多大な福祉をなくした国である、と言っている。
 貧困が生じるほど福祉が必要となる・・・そんなことはやっていられない。やがて貧困に福祉が追いつかなくなるであろう。そこでスウェーデンは、その貧困をなくすことに尽力してきた、というのだ。そして現在は、福祉を必要としない--つまり福祉の対象たる貧困をなくした国を築いたというのだ。
 だから福祉国家というのはふさわしくなく、「貧困をなくした生活大国」だと竹崎氏は書いている。
 このスウェーデンの発想は素晴らしい。原因を放置して結果を防いでいくのではなく、原因をなくすという発想
だ。
 日本も根本的に発想を変えて、生活大国の建設に取り組まねばなるまい。
                            


「米欧亜回覧の会」について

2009-01-17 11:03:36 | 時局雑感

 昨夜は、内幸町のプレスセンタービル10階のレストラン『アラスカ』で開かれた「米欧亜回覧の会」という珍しい会の新年懇親会に参加した。
 もちろん、この会を「珍しい」と感じたのは私の教養不足のせいで、知る人は当然、またちょっと日本近代史を知る人には、何をする会か即座に理解できたのかもしれない。
 この会は、明治初頭に先進諸国を視察し、その後の日本の躍進に多大な影響を及ぼした「岩倉使節団」の足跡をたどる会である。会の趣旨を読むと「この会は岩倉使節団に興味を持ち、その記録である『米欧回覧実記』に関心を抱く人々の集まりです。この歴史的な大いなる旅と『実記』は、まさに温故知新の宝庫といえましょう。この素材を媒体に歴史を学び、現代の直面する諸問題についても自由に語り合う会です」とある。
 会は趣旨に基づき『米欧回覧実記』を読む会を続けると共に岩倉使節団が訪問観察した(まさに回覧した)国々を一国づつテーマに採り上げ集まりを持っている。
 今回のテーマ国はスウェーデンであり、偶然にも会の幹事をされているTさんの紹介でそれを知った私は、最近関心を深めているスウェーデンに惹かれて参加したのであった。
 会にはスウェーデン日本大使ご夫妻をはじめ、歴代日本スウェーデン大使など関係者が集まり「よき国スウェーデン」の紹介が盛りだくさんであった。そのほか大使館付きシェフによるスウェーデン料理(これをネタにワイフを連れ出したのだが)
や、ピアノ演奏、メゾソプラノ歌手の演奏など楽しい新年懇親会であった。
 中でも、スウェーデン日本大使と元日本スウェーデン大使二人による「スウェーデンの酒の歌」は楽しかった。歌詞を十分に聞き取れなかったことと、二人の写真が掲げたようにハリエーションを起こしたことが残念であったが。

 ちょうど14日(水)のNHK「その時歴史が動いた」が岩倉使節団を採り上げ改めて興味を覚えたこと、および昨年来北欧に関心を抱きスウェーデンを注目してきたことなど、何かこの会に因縁的なものを感じた夜であった。
                            


定額給付金の撤回を!--財政審議会異例の要請

2009-01-16 09:27:31 | 政治経済

 2兆円の定額給付金が問題になっている。野党がこぞって反発しているだけでなく、安易なバラマキと国民の7割以上が反対している。
 そもそも、公明党あたりが選挙目当ての政策として打ち出したものだが、国の状況はそのような安易な策で救えるほど甘くない危機的症状を呈している。金持ちも含めた全国民一律のバラマキの金があるなら、一番困っている層を救うために、もっと抜本的な策に投ずべきではないか、と国民は言っている。
 「お金をくれる」ということに反対する者は普通はいない。それが「もらえる金を返上しても、もっと重要なことに使ってくれ」と国民は言っているのだ。そこえ政府お膝元の財務省の諮問機関「財政制度等審議会」が会合を開き、「使途見直しが必要」、「他の経済活性化策に振り向けるべきだ」、「国会空転を避けよ」などと給付金撤回の意見を表明した。(本日付毎日新聞1面)

 政府与党は、国民の70%以上が「もらいたいのを我慢しても反対している」案を強行しようとしているようだが、財政審議会の意見が出てもなお無視しようとするのだろうか?
 審議会メンバーは、東大大学院教授や東京証券取引所会長、東京電力会長など「学識者や企業経営者、報道関係者など30人で構成する」(前掲紙)。国民の7割以上が言っていることを、国の最高知能が裏付けている。私は国民の反対が明確な世論調査の結果だけで十分だと思うが、学識経験者がそれを裏打ちした
 これでも政府与党はこの愚策を強行するつもりであろうか?
                             


「こめたび」さんの”正月の肴”

2009-01-14 21:07:41 | 

 「こめたび」さんから毎月の米を買っている。暮れに送られた米の中に「正月の酒の肴」として(恐らくそうだろうと思う)、秋田の肴三点セットが添えられていた。
 これは素晴らしい。三点セットの中身は、、「焼わかさぎ」、「ちりめんしらうお」、「川海老」だ。
 それを、今日はじめて食べた。
 秋田の味らしく、柔らかく甘かった・・・。
 ともに飲んだ純米大吟醸と特別純米酒に、実によくマッチした。

 ところで、わかさぎ、しらうおは、いつ採れたものであろうか? いずれも佃煮風であるので、新鮮さを売るものではないが、秋田の「わかさぎ」、「しらうお」はいつ採れるのか? 私の『秋田歳時記』では、3月に位置づけたのであるが、間違っているかもしれない。
 写真に収めようとしたが、パソコンへの取り込みに失敗した。従ってここに映し出すことが出来ない。
 まあ、「見るもの」ではなく「味わうもの」であるので、写真などどうでもよいか・・・ 
                             


ブログの中身(つづき)

2009-01-12 09:53:54 | Weblog

 酒と旅について書くことを主眼にして始めたこのブログも、昨日まとめたように「時局」に主役を奪われている。「100年に一度の危機」では致し方あるまい。(以下、件数は2年間の通算件数)
 だから「時局雑感」の中身も、政治、経済に関わる内容が45件と、全145件のうちの3割を占める。政府や官僚に対する”怒りまくり”や、アメリカ大統領選に対する”かすかな期待”など、まさに時局を表している。生活一般に関するものが37件でそれに続くが、次に多いのが「人物」に着いて書いたもので、これも政治がらみが多い。音楽14、スポーツ8件などがそれに続く。

 酒のカテゴリーでは、さすがに日本酒に関するものが30件で断トツ。全113件の27%を締める。それにビール11、焼酎7、ワイン4、ラム4、チュバ(ヤシ酒)4、ジェネーヴァ3、ウィスキー3、紹興酒3、ウオトゥカ2件と続き、そのほかテキーラ、アブサン、りんご酒から”ひれ酒”や”卵酒”などにも及び、ほとんど全世界の酒に触れている。
 そのほか「飲み屋(含むパブなど)」については8件書いているが、これは旅のカテゴリーの中で各国の飲み屋について書いているので、これらを加えていくともっと多彩になる。
 
昨日も書いたように酒と旅は多く重なっており、「酒」として選ぶものが「旅」の中にたくさんあり、逆もまたしかりである。

 旅についてもついでに分類しておくと、さすがに国内の旅が19件とトップであるが、それに、ドイツ17、アメリカ10、リヨン9、ロンドン8、台湾8、オランダ・ベルギー7、コスタリカ6、などが上位を占める。
 その他、「旅一般」と分類したものが14件あり、これには各国の事情が含まれ、また先述した酒や飲み屋風景なども出てくる。つまり、「酒」、「旅」という分類より、何か別のものさしを使ったほうがいいのかもしれない。

 そろそろ、『旅のプラズマ』第2編『世界の酒と食』をまとめてみるか。
 それにつけても、時局に振り回されない平穏な世界を望むばかりである。
                            


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