旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

来る年に希望を抱いて

2014-12-31 14:41:55 | 時局雑感


 2015年の賀状に「3分の1宣言」を発し、傘寿を迎えるに当たり、公私にわたる人的交流を含め生活規模を縮小していくこととした。酒、旅、同窓会などの諸会合を整理させていただく。ブログも2日に一回ペースの日記形式から、週一回ペースの随想形式とする。年賀状も必要最小限の3分の1に圧縮させていただく。
 酒量は3分の1に減らすのではなく、3分の1を減らすことにする。これには各方面から批判があった。生活規模を3分の1にするのに、酒量は3分の2にとどまり矛盾するというのだ。これに対しては、3分の1宣言は、「3分の1減らすか3分の1減らすか明確にしていない。宣言には違反しない」と強引に押し切った。
 予てからの課題である書籍、書類、酒器を含む小道具類の整理も、3分の1を減らすこととする。狭い部屋に大きな書棚が三つあるので、その一架の処分を目指す。酒量ともども、この縮小は並大抵のことではないだろう。

 量は減らすが生活の質は落としたくないと思う。量と質の積が生活を構成するとすれば、量の減っただけ質を高めなければならない。物量は回数や数量で測るが、質は何で測るのだろうか。生活の質となれば、満足度や充足度などで測るのだろうか? 来年の大みそかに、一年をどう振り返るか楽しみだ。

 既に行く年に対する思いはなく、来る年への期待に心は向かっている。


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