桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

地獄巡り

2019-04-21 | Weblog








別府地獄は8個、あるが、山地獄は共通券以外にチケットを買う必要があるため、行かなかった。
資料で見たときは広範囲にあるのかと思ったが、小さな地域に5個。
小さな地域なのに湧き上がる湯質と特徴が違っていたのが見ものだったな。
別府は、あらゆる場所から温泉が湧き出している。
湯の國だった。

初大分

2019-04-21 | Weblog
今回の鹿児島行きを決めたとき、大分にも回ると決めた。
何時も鹿児島と宮崎。まだ1回も行ったことがない大分に、今回は行くと決めて予定を組んだ。
その後、弁護団長の市長選挙立候補が決まり、その選挙期間中の全てが水戸を離れる日程は、ホントに残念だった。別に俺が選挙カーに一緒だからとて、なにが替わる訳ではないとしても、何も出来ないのは申し訳なくなかった。
そんな想いで来た大分は素晴らしかった。
別府地獄巡り。臼杵城跡。石仏。竹田城址。湯布院の、どれもが印象的だった。
今から帰り、投票に行かなくは。

風邪症状

2019-04-19 | Weblog
鹿児島に入って、軽い頭痛を感じていたが、それは消えたものの鼻水が出て、やはり風邪症状は残っている。
そのため志布志で合いに行く予定だった原口さんには会えなかった。
その代わりではないが、NHKデレクターの取材を受けた。
今回の鹿児島は6月にある獄友上映会で予定を入れたらば、思い掛けない上映での話ばかり続いた。
昨日、一応、話は終わったが、これで今後が順調に進めばいいけどなぁ。

ノートルダム大聖堂

2019-04-19 | Weblog
エッフェル塔とともにフランスを象徴する建築物であるノートルダム大聖堂が火事になり、屋根や塔が焼失した。
俺は行ったことがなくて、ただ写真や映像で知るだけのノートルダム大聖堂だが、7百年の歴史というから凄い。木と紙、土で作らる日本の建物とは違う。
火事も驚きだったけども、フランスはもとより、全世界が大聖堂の火災を嘆き、たちまち再建に向けた寄付が何百億も集まったとか報じられたのも驚いた。
確かに人類の歴史を示す建築物が火災で失われたのは残念だし、世界の人々の想いも判る。でも、この世に産まれても世界各地で苦しむ人々がある現実を思うと、その人々のためには、なかなかこうも簡単に莫大な寄付は集まらないのはなぜだろうという想いになるな。
一切れのパン、一回の注射、求め得ない人々もいる、この世界。人間の弱さが求めて創造され、建設された宗教の象徴であるノートルダム大聖堂の火災が教えるのは人間世界の偉大さ?素晴らしさ?それとも哀しさ?可笑しさ?哀れさ?

サッちゃんライブ

2019-04-16 | Weblog
昨夜は、釜ヶ崎のサッちゃんライブ。俺が出演するようになって、もう何回だろうか。
釜ヶ崎で貧しい人を守る医師として働いていた矢島祥子さん。水死体で発見されて、もう10年になる。
彼女の遺体に遺る痕跡は殺害を示す。これを西成警察署が自殺として捜査を放棄したことから問題は生まれた。
俺の親しい人にも自殺と語る人はいる。でも、科学的事実は変えられない。科学的事実が語る信条も曲げられない。だから、俺はサッちゃんライブに出ている。
冤罪犠牲者の仲間たちの闘いも、その闘いの根源は科学的事実にある。そして勝利の確信もだ。
科学的事実が示す事実と真実は、必ず明らかになる。時の経過に埋没することもない。
昨夜のライブでも同じことを感じたなぁ。

選挙!

2019-04-14 | Weblog
今日から地方議会選挙の始まりだ。地域の市会議員候補で第一声で選挙カーの上に立って応援演説をした。
選挙カーは都知事選挙以来だったろうか。
俺は冤罪を体験して、この世の弱い人や不運な人にてを差し伸べるのは共産党の人だと知った。
どちらかと言えば黒い街宣車や右翼に近かった俺だが、何があっても力や金のある人たちに寄り添う連中は、徹底的に嫌になった。
今日は第一声の後、選挙ポスター貼りに行ったが、他の候補者を応援する人たちに、何回も出会い、そのたびに想ったなぁ。この人たちは自分が応援する市会議員候補者が、何をしているのか、知ってるのだろうか、と。
政治とは税金で使い道だ。弱い人、助けの必要な人のために税金を使えば社会が変わるし、豊かになる。
でも、金のある人、力のある人に使われるのが、残念ながら今の政治だ。あなたの1票が政治を作り、社会を作る。
弱い人のために活動する人に、助けを求める人に優しい政策を行う人に、ぜひ投票して欲しいと思うなぁ。

伝統

2019-04-14 | Weblog
日産自動車は、昔、鮎川という人が独裁的に支配していた。鮎川が辞めたのか、辞めさせられたのかは覚えていないが、その次は労働組合を支配した塩路という人が「天皇」と称されたはずた。
ゴーンが独裁的に支配したと騒がれ、その異常さが言われるが、独裁は日産自動車の伝統だ。特別のことではないし、そういう会社なのだ。
だから、また時を経て同じ問題が持ち上がるだろう。
これは日産自動車だけのことではなくて、日本の問題でもあり、もしかすると人間社会の問題なのかも知れないね。独りの人間を神のごとくに崇め、支配されてしまう。
人間は人間。同じ存在なのになぁ。

市長選挙討論会

2019-04-13 | Weblog
昨夜は水戸青年会議所主催の市長選挙討論会だった。
谷萩先生が出馬したので、俺も行って聞いた。
青年会議所というのは、若い経営者たちの集まりなのかな。俺とは異質な集団と感じる型、言葉使いの人たちだったが、こういう討論会を開いてくれる意気込みは有り難いと感じた。
高橋市長は、とにかく喋る。立て板に水で言葉を吐き出し続ける人だ。でも、具体的なことは言わない。
俺が町内会の会長任務のとき、町内会長の集まりで挨拶した市長は、あぁでもない、こうでもない、そうでもない、どうでもないと、ホントに喋り続けた10分ほど。
ただ、この地区の排水工事を始めたから道路の水溜まり問題は解決すると、それだけのことを、あれこれの数字を重ねて話しただけだった。
俺ならば1分で終わる話だなぁと思ったっけ。
昨夜も同じだったなぁ。
人口減少の日本。水戸市も同じ問題を抱えるが、膨大な借金で箱物ばかり造り、それが地域振興や繁栄に繋がると考えている、それだけで市長失格だよ。
水戸駅からのメインストリートを歩くと、ホントに櫛の歯が欠けるようにビルが立ち退き、空き地がある。テナント募集のビルも多い。
駅前のデパート撤退での空き地こそ、今で水戸市を象徴しているが、あそこを生かすような発想が生まれないのが不思議で仕方ない。
谷萩先生に市長になって貰い、市民会館建設や東海原発問題を含めて、市民を守り、暮らしを支える市政を行って貰いたいなぁ。

狭山・袴田

2019-04-12 | Weblog
昨日は、以前から約束の狭山事件裁判所前宣伝と袴田事件の座り込みに参加した。
強い風の吹く中、70名以上の人が参加して、裁判所前は人が一杯だった。
狭山宣伝の後は、20名くらいだったろうか。
持参のマイクが使えないハプニングでのチラシ配布だったが、皆さんの熱い思いには、ただ感謝だった。
裁判所前には多勢のマスコミもいた。ゴーン夫人の尋問関連で来ていたみたいだが、もちろん、こちらの宣伝には無関心。
こういうマスコミにも関心を持って貰わないとダメなのだが。

公式戦

2019-04-11 | Weblog
プロ野球も始まり、今年は3連覇中の広島は出足が悪い。一方、巨人を含めた他チームは若手や外国人で力が増した感じがあり、混戦の戦いになりそうだ。
古稀野球も公式戦が始まって、一昨日は全国大会代表選出の県大会があった。
我が水戸ベースボールクラブは強い。コールド勝ちだった。
年ごとに還暦から古稀に上がる選手の力が加わり、今日の試合に勝てば、秋に水戸で開催される全国大会に出場だ。
試合途中、監督から「代打に出るか?」と言われたが、自信がないと辞退した。もちろん、自信がないわけじゃない。俺はベンチで戦うだけで楽しいし、他の出たい仲間に出てきた貰った方がいいと思ったからだ。
野球は楽しいなぁ。
来月、ドームへ行くぞ!