桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

市長選挙討論会

2019-04-13 | Weblog
昨夜は水戸青年会議所主催の市長選挙討論会だった。
谷萩先生が出馬したので、俺も行って聞いた。
青年会議所というのは、若い経営者たちの集まりなのかな。俺とは異質な集団と感じる型、言葉使いの人たちだったが、こういう討論会を開いてくれる意気込みは有り難いと感じた。
高橋市長は、とにかく喋る。立て板に水で言葉を吐き出し続ける人だ。でも、具体的なことは言わない。
俺が町内会の会長任務のとき、町内会長の集まりで挨拶した市長は、あぁでもない、こうでもない、そうでもない、どうでもないと、ホントに喋り続けた10分ほど。
ただ、この地区の排水工事を始めたから道路の水溜まり問題は解決すると、それだけのことを、あれこれの数字を重ねて話しただけだった。
俺ならば1分で終わる話だなぁと思ったっけ。
昨夜も同じだったなぁ。
人口減少の日本。水戸市も同じ問題を抱えるが、膨大な借金で箱物ばかり造り、それが地域振興や繁栄に繋がると考えている、それだけで市長失格だよ。
水戸駅からのメインストリートを歩くと、ホントに櫛の歯が欠けるようにビルが立ち退き、空き地がある。テナント募集のビルも多い。
駅前のデパート撤退での空き地こそ、今で水戸市を象徴しているが、あそこを生かすような発想が生まれないのが不思議で仕方ない。
谷萩先生に市長になって貰い、市民会館建設や東海原発問題を含めて、市民を守り、暮らしを支える市政を行って貰いたいなぁ。