桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

寒い大阪

2014-12-02 | Weblog
今日は寒い。外に出たらば冷たい風が吹いて冬だった。
今日は岸和田市での集まりだが、夜なので大阪拘置所へ面会に行った。
認知症の母親を虐待して殺したとされた冤罪の佐保さんご夫婦の面会だったが、打ち合わせをしなかったせいで、先に夫人に面会してした救援会の方がいてご夫婦二人には会えなかった。面会は1日1度。残念!
お会いした佐保輝之さんは大学の歯科教授だけあって、実に穏やかで温厚な方だった。
こんな人を犯人にしてしまう警察に検察の人を見る目のなさは、本当に哀れでお気の毒だ。
認知症での自傷行為などを「暴行」として犯罪にしてしまうのだから警察こそ、犯罪者だよなぁ。
この年末から一審有罪に抗告しての高裁が始まるが、是非とも逆転無罪になって欲しいものだ。