桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

野田内閣

2011-08-31 | Weblog
また新しい内閣が生まれた。どうせ民主党友人など、自民党とやることは同じだ。多少、目先は変わり、どんな政治になるかと、ときめく思いを味わっただけ増しとは言えるが、国民の命と暮らしを守る気概がない。
その顔ぶれを見れば、転び自民党に、逃れ自民党などばかりなのだから、今の体たらくも当然かも知れない。期待した方が馬鹿だったのだ。
野田内閣、初めから期待されてないだけ、意外と続くかも知れないが、この人は史観が歪んでるのが最大の欠点だな。
A級戦犯は犯罪者ではない。勝った相手が犯罪者呼ばわりしている云々も、まあ言葉のレトリックとしてはあり得る主張かも知れないが、戦犯者になった人たちが殺したのは、我が日本の国民だけではない。アジア諸国の民を、幾ら殺したのだ。その視点を欠いては、如何に民主党が好きと同じに戦犯が好きでも、世界の賛同は得られまい。
この野田さんも松下政経塾出身だそうだが、松下政経塾出身はろくな史観を持った人がいないのは、なぜなんだろうか。どんな勉強をしたのか知らないが、親方松下で政治をやろうなんて思考そのものが、歪んだ思考を育てるのかも知れないね。
駅前演説の野田さん、果たして期待に応えて、アッサリと倒れ果てるか、それとも期待を裏切ってやるのか、楽しみだねぇ。

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