桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

刑訴法改悪実現

2016-05-20 | Weblog
昨日の参議院法務委員会、聞いた人は知っているだろうが、日弁連の責任は重い。法務省の検事、林や警察庁の三浦は、ここに来て問題が明らかになった可視化の欠陥に付いて「日弁連は賛成してます」と、小馬鹿にしたように言い放った。そう、不充分な可視化法案を「全面可視化」と欺いて、警察による盗聴の自由化と冤罪作り自由化の司法取引法に賛成した日弁連は、この成立に大きな力を貸したし、今後の事態に重大な責任を背負ったのだ。
反対討論のような賛成討論をした議員には、呆れてモノが言えないが、これが現実だ。これからは警察の盗聴が日常化して、日本は、ますます管理社会になる。飼育になれた日本人民には相応しいかも知れないが、俺のように自由の大切さを知る日本人民も多い。弾圧、飼育に抗って闘い、冤罪などに苦しめられる人たちと力を合わせて闘えば、新しい社会は闘い取った自由な社会、自由な日本だ。
何も悲観することはない。闘いこそ、明日の社会を築く力だ!頑張ろう!闘い続けよう!!
道理と真理は私たちにある。明るく楽しく、明日のために闘おう!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿