桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

おう、やってくれるねぇ

2021-09-16 | Weblog
今日は東住吉事件の国賠裁判だ。
その午前中に湖東記念病院事件の国賠裁判で進行協議だ。
滋賀県警は湖東記念病院事件に対して「捜査は適正に行われた。誤りはない」と開きなおっているが、国賠裁判でも西山さんが殺したような主張をしているようだ。
病死とした医師の判断を検察にせずに西山さんに虚偽の自白を強いて犯人に作り上げたことは、どこから考えても明白なのに、この主張は何だと言うのだろうか。
何があっても捜査の誤りを認めず、あろうことか無実が明らかになり、無罪判決を受けた人を犯人呼ばわりするなんて。
さすがにレイプ犯逮捕阻止の中村格をトップに据える組織らしいが、これを天が許すかねえ。
無実の人を犯人に作った警察官に責任を取らせる法律を作らない限りは、警察の行ないは改まらない。冤罪を作る警察と検察の行いを処罰する法律を作れと行動する冤罪犠牲者の声は、ますます社会の支持を得ることだろう。やれやれ滋賀県警、もっと、やれ。

腐れは腐れ

2021-09-16 | Weblog
中村格が言われていたように警察庁長官になることが公表された。
色々な人が、この人事を批判しているが、伊藤詩織さんに薬物を飲ませてレイプした山口敬之の逮捕状の執行を止めさせた行いは犯人逮捕妨害であって、こんなことを行った人が警察のトップに座るのは悪い冗談だ。
真面目に働く警察官の多くは恥ずかしいことだろう。
山口敬之は安倍晋三と親しかっただけでレイプ犯として逮捕されるのを逃れた訳だが、世界の先進国で逮捕状の執行を止めさせるような警察幹部など、存在すらのだろうか。存在し得るのだろうか。
この人事公表に対してマスコミに批判は載らない。国民の多くは知らないでいるのだろうが、山口敬之の犯罪も中村格の犯罪行為も消えた訳ではない。
俺は、これからも、この輩の犯罪を追求して行くし、公言して行く。こんな輩の罪を裁かなくては正義が泣く、真実が嘆くよ。