桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

久しぶりに

2021-09-10 | Weblog
昨夜の晩飯。
けんちん汁蕎麦がメインで、あとは厚揚げを煮て、他は適当に。
煮物は出汁。
このごろ、料理が手早くなり、2つのことを同時にやれるようにもなって、料理を作る時間が、圧倒的に早くなった。
何事も経験だなぁ。

決着だ

2021-09-10 | Weblog
検察も警察も最高裁に助けを求めるのを諦めるようだ。
まだ確定の知らせはないが、昨日、朝日新聞に断念の方向と報じられたことから、多くの人から喜びの連絡が届いた。
正直、ホッとはした。でも、最高裁判例となれば、その影響は絶大だ。だから、最高裁で勝利判決を得て判例を作り、仲間の闘いの力になりたかった。
残念な気持ちと安心とが交じり、夜には、なぜか虚しい思いになってしまった。
その不思議な気持ちのせいか、昨夜は眠りもおかしくなり、日付けが変わったころにトイレに起きた後に眠れなくなってしまい、結局、3時ころに起き出して原稿書きをした。
勝った喜びではなくて虚しさは、なんだったのだろう。
以前、鍼灸師に「怒りの炎に包まれている」と言われたが、闘いの終結で怒りの炎が消えて虚しさになったのだろうか。