桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

政治屋

2012-02-24 | Weblog

何も行わない、行えない政治ばかりしかなかった日本の政治だが、今、「政治家も身を切る改革」とか言って、「定数削減」と言うが、これ、身を切るの?
この「改革」を言う議員は「俺は当選する」と思っている。だから、数が減っても自分には影響ないと「定数削減で身を切る」などと語るね。
本当に身を切るならば「歳費の削減」だろう。自分たちの歳費は下げないが、公務員の賃下げ法案を可決したらしいが、その中身を見れば「自分たちの秘書の給与は同じにはしない」としたらしいから呆れる。この連中に「身を切る」改革など出来ない。
政治を金儲けとか、立身出世とかしか」考えない連中しかいないのが、今の政治家。変えたいねえ、こんな政治も。


腐れ検察

2012-02-24 | Weblog
検察庁から始まった裏金が警察に伝播したことは、検察経験者から聞いて書いたが、一応、警察は表面的に裏金を認めて謝罪した。でも、検察は裏金自体を否定している始末だ。全く反省できない組織だから、彼らの犯す犯罪行為も尽きないことは自明だが、今度は「捜査報告書」の改ざんと来た。「腐れ」などと言う言葉は使いたくないが、検察庁と言う組織は、腐れ切っている。
今度の犯罪行為は、例の小沢裁判で、石川議員の取り調べで行われた違法行為らしい。一度、検察が犯人と決めたらば、何でもすることは、既に、郵政不正事件で村木厚子さんに行われた「証拠改ざん」で明らかだが、石川議員に対しても行われていた、この事実は、何を示すか、最早、明白だろう。
過去も含めて検察の行為は厳しく検証されなければならないし、信用してはならない組織であることは明確になった。
このような犯罪者たちに裁判において重要な位置を与えて来たから冤罪が多発して来たのだ。
今、検察は、福井女子中殺し事件、東電OL殺人事件、袴田事件、名張事件などでも、犯罪的行為を行って再審開始を阻止する抵抗を重ねている。
検察の犯罪行為を裁く法律を作ろう。この犯罪者たちを刑務所に入れる法律を作ろう!